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本日注目すべき【好決算】銘柄 セレンHD、資生堂、楽天銀 (12日引け後 発表分)

注目
2025年5月13日 7時01分

5月12日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

セレンHD <7318> [東証G]  ★今期経常は2.5倍増で3期連続最高益更新へ

◆25年3月期の連結経常利益は前の期比23.5%増の7.3億円に伸びて着地。続く26年3月期も前期比2.5倍の18.5億円に急拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は前期に買収した自動車部品メーカーのエクセルグループなどの業績が通期寄与し、59.2%の大幅増収を見込む。

アグレ都市 <3467> [東証S]  ★今期経常は6%増で2期連続最高益、前期配当を3円増額・今期は4円増配へ

◆25年3月期の連結経常利益は前の期比73.9%増の22.4億円に拡大して着地。続く26年3月期の同利益は前期比5.8%増の23.7億円と2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力のハウジング事業で商品訴求力の更なる強化を図るとともに、新設した営業部を中心に自社販売手法の統一化、マーケティング・広告手法の効率化などを進める方針。

併せて、前期の年間配当を93円→96円(前の期は60円)に増額し、今期も前期比4円増の100円に増配する方針とした。配当利回りは5.85%に上昇。

ソフトMAX <3671> [東証G]  ★1-3月期(1Q)経常は15倍増益で着地

◆25年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比15倍の2.5億円に急拡大して着地。主力製品であるWEB型電子カルテシステムを中心に新規導入案件や既存顧客のリプレイス需要が顕著に増加し、49.4%の大幅増収を達成した。

上期計画の2.7億円に対する進捗率は93.4%に達しており、業績上振れが期待される。

ドリコム <3793> [東証G]  ★今期経常は18倍増益、3期ぶり5円で復配へ

◆25年3月期の連結経常利益は前の期比93.3%減の5300万円に落ち込んだものの、続く26年3月期は前期比18倍の9億5000万円に急拡大する見通しとなった。今期は前期の下期にリリースした「Wizardry Variants Daphne」「Disney STEP」といったタイトルが通期寄与し、58.0%の大幅増収を見込む。

併せて、今期の年間配当は5円で、3期ぶりに復配する方針とした。

クレハ <4023> [東証P]  ★今期最終は28%増益へ、自社株買いも発表

◆25年3月期の連結最終利益は前の期比19.9%減の78億円に落ち込んだものの、続く26年3月期は前期比28.2%増の100億円に拡大する見通しとなった。今期は機能製品事業でフッ化ビニリデン樹脂やPGA(ポリグリコール酸)樹脂加工品などの販売回復を見込む。

併せて、発行済み株式数の11.26%にあたる560万株または150億円を上限に自社株買いを実施すると発表。また、6月30日付で549万1000株を消却する。

資生堂 <4911> [東証P]  ★1-3月期(1Q)最終は黒字浮上で着地

◆25年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終損益は36.8億円の黒字(前年同期は32.8億円の赤字)に浮上して着地。中国・トラベルリテール事業や欧州、米国事業が苦戦を強いられ減収となったものの、原価率の改善や構造改革効果によって利益は大きく改善した。

通期計画の60億円に対する進捗率は61.4%に達しており、業績上振れが期待される。

楽天銀 <5838> [東証P]  ★今期経常は28%増で6期連続最高益更新へ

◆25年3月期の連結経常利益は前の期比47.9%増の715億円に拡大して着地。続く26年3月期も前期比27.5%増の912億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は運用資産の増加や日銀による政策金利の引き上げに伴う運用利回りの上昇などを背景に資金運用収益が大きく伸びた。今期も高成長が続く見通し。

リプロセル <4978> [東証G]  ★前期経常を一転黒字に上方修正・最高益更新へ

◆25年3月期の連結経常損益を従来予想の1億7400万円の赤字→6200万円の黒字(前の期は4000万円の黒字)に上方修正。従来の赤字予想から一転して55.0%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。米国における研究試薬等の販売事業や欧州のヒト組織アッセイ販売事業が想定より好調だったことに加え、利益率の高い臨床用iPS細胞製品の販売が伸びたことが要因。

エスケーエレ <6677> [東証S]  ★今期経常を3%上方修正、配当も4円増額

◆25年9月期の連結経常利益を従来予想の37億円→38億円に2.7%上方修正。増益率が21.1%増→24.3%増に拡大する見通しとなった。大型フォトマスク事業で中国市場でのテレビ向けやスマートフォン向けフォトマスクの需要が想定を上回ることを織り込んだ。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の124円→128円(前期は109円)に増額修正した。

コスモスイニ <8844> [東証S]  ★今期経常は21%増益、8円増配へ

◆25年3月期の連結経常利益は前の期比18.9%増の79.4億円で着地。続く26年3月期も前期比20.9%増の96億円に伸びる見通しとなった。今期は宿泊事業で施設運営の好調な事業環境が継続するほか、高収益施設の引き渡しを計画する。

併せて、前期の年間配当を29円→30円(前の期は20円)に増額し、今期も前期比8円増の38円に増配する方針とした。

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