伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月8日記)
日経平均株価の最近の反発調は、まだ下降途中の一時的な反発と推測できる状態です。
今後の価格が7月24日高値の4万2065円を超えるためには、目先の価格がいったん上値を抑えられた後、8月4日安値の3万9850円での下値堅さを示す動きを経過して、上昇を開始する動きが必要です。
現在が下降の流れの途中であっても、8月4日以降、新たな上昇へ入っているとしても、どちらの場合でも目先は7月31日高値の4万1151円以上の地点での上値の重さを示す動きになると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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