【↑】日経平均 大引け| 続急伸、衆院解散による政策期待で最高値更新 (1月13日)
日経平均株価
始値 52808.29
高値 53814.79
安値 52741.64
大引け 53549.16(前日比 +1609.27 、 +3.10% )
売買高 27億3879万株 (東証プライム概算)
売買代金 7兆7562億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急伸、1600円超の上昇で史上最高値更新
2.衆院解散観測でリスクオン、半導体など主力株に買い集中
3.23日の通常国会冒頭での解散か、海外株高も追い風材料に
4.円安進行も輸出セクター中心に後押し、全体相場押し上げ
5.売買代金は7兆7000億円台に膨張、約2ヵ月ぶりの高水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比86ドルと3日続伸した。FRB議長捜査で一時急落も半導体関連など一部のハイテク株が買われた。
東京市場では、主力株を中心にリスク選好の流れとなり、日経平均株価は大幅続伸。史上最高値を大きく更新した。
13日の東京市場は、高市早苗首相が衆院解散に打って出るとの観測が強まるなか、選挙に勝利した後の政策への期待から大きく買い優勢に傾いた。今月23日に召集予定の通常国会冒頭での解散が有力とみられており、これが株式市場を押し上げる背景となった。前週末の欧州株市場や米国株市場がほぼ全面高だったほか、前日もおおむね強調展開を維持したことで、リスク許容度の高まった海外投資家の買いも流入し、日経平均は先物主導で一気に水準を切り上げた。外国為替市場では一時1ドル=159円台近くまでドル高・円安が進み、これも半導体関連など輸出ハイテク株や自動車株を中心に追い風となった形だ。プライム市場の値上がり銘柄数は後場に入り減少し、大引け時点で全体の66%を占めるにとどまったが、売買代金は7兆7000億円台と約2ヵ月ぶりの高い水準に膨らんだ。
個別では、売買代金首位となったキオクシアホールディングス<285A>、同2位のアドバンテスト<6857>がいずれも大きく上値を追ったほか、ソフトバンクグループ<9984>も活況高となった。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>なども買い人気が目立つ。トヨタ自動車<7203>が急上昇したほか、三菱重工業<7011>、IHI<7013>も高い。東邦亜鉛<5707>、第一稀元素化学工業<4082>、東洋エンジニアリング<6330>がいずれもストップ高となり、ローツェ<6323>も値を飛ばした。古河機械金属<5715>も商いを伴い大幅高。
半面、任天堂<7974>が下値を摸索、ソニーグループ<6758>も冴えない。安川電機<6506>が売りに押された。リクルートホールディングス<6098>、サンリオ<8136>も軟調。住友ファーマ<4506>も安い。サーラコーポレーション<2734>が急落。コシダカホールディングス<2157>、サイゼリヤ<7581>が大幅安、ニトリホールディングス<9843>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、SBG <9984>、ファストリ <9983>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1064円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、リクルート <6098>、ニトリHD <9843>、セブン&アイ <3382>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約60円。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)銀行業、(3)卸売業、(4)証券・商品、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)その他製品、(3)小売業、(4)サービス業、(5)精密機器。
■個別材料株
△クラウディア <3607> [東証S]
第1四半期営業益38%増で通期計画を超過。
△稀元素 <4082> [東証P]
レアアース関連としての期待感が一段と高まる。
△ユトリ <5892> [東証G]
「ちいかわ」との初コラボ発表。
△ラクオリア <4579> [東証G]
米FDAへの胃食道逆流症向け「テゴプラザン」の販売承認申請。
△住友鉱 <5713> [東証P]
FRBの独立性懸念し金価格が大幅高。
△ローツェ <6323> [東証P]
9~11月期経常42%増益を評価。
△アドテスト <6857> [東証P]
日経平均連動で半導体主力株が軒並み急動意。
△トヨタ <7203> [東証P]
解散総選挙をにらんだ円安が追い風材料。
△岡本硝子 <7746> [東証S]
「江戸っ子1号」が南鳥島沖のレアアース泥採泥試験に採用。
△乃村工芸社 <9716> [東証P]
26年2月期業績・配当予想を上方修正。
▼ココリブ <137A> [東証G]
26年5月期は一転営業減益の見通し。
▼コシダカHD <2157> [東証P]
固定費増で第1四半期営業利益60%減。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)東邦鉛 <5707>、(2)稀元素 <4082>、(3)東洋エンジ <6330>、(4)ローツェ <6323>、(5)日鉄鉱 <1515>、(6)シンフォニア <6507>、(7)古河機金 <5715>、(8)大平金 <5541>、(9)東亜建 <1885>、(10)WSCOPE <6619>。
値下がり率上位10傑は(1)サーラ <2734>、(2)コシダカHD <2157>、(3)サイゼリヤ <7581>、(4)Bガレージ <3180>、(5)エニーカラー <5032>、(6)JINSHD <3046>、(7)アイスタイル <3660>、(8)マーケットE <3135>、(9)ニトリHD <9843>、(10)神戸物産 <3038>。
【大引け】
日経平均は前日比1609.27円(3.10%)高の5万3549.16円。TOPIXは前日比84.78(2.41%)高の3598.89。出来高は概算で27億3879万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1063、値下がり銘柄数は486となった。東証グロース250指数は712.58ポイント(5.29ポイント高)。
[2026年1月13日]
株探ニュース