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話題株ピックアップ【昼刊】:邦チタ、NEC、電子材料

注目
2026年2月26日 11時39分

■東邦チタニウム <5727>  2,291円  +400 円 (+21.2%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ

東邦チタニウム<5727>はストップ高の水準となる前営業日比400円高の2291円でカイ気配となっている。親会社のJX金属<5016>は25日の取引終了後、邦チタを簡易株式交換により完全子会社化すると発表した。6月1日を効力発生日とし、邦チタ1株に対してJX金属0.70株を割り当て交付するとしており、邦チタに株式交換比率を意識した買いが殺到している。邦チタは5月28日付で上場廃止。JX金属は親子上場の関係を解消し、グループ全体の最適化を図る施策をより機動的に実行できるようにする。

■Speee <4499>  2,654円  +300 円 (+12.7%)  11:30現在

Speee<4499>が大幅に4日続伸している。同社は26日、Progmat(東京都千代田区)がスピー子会社のDatachainや米企業と協業し、デジタルアセット発行・管理基盤である「Progmat」のマルチチェーン化とクロスチェーン対応を開始すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。デジタル証券(ST)の発行管理基盤「Progmat ST」について、分散型台帳「Corda5」から「Avalanche(アバランチ) L1」に移行。全ST案件について、イーサリアム上でスマートコントラクトを実行するために特化した環境であるEVM互換とし、海外勢のアクセス性を高めていく。

■NEC <6701>  4,097円  +337 円 (+9.0%)  11:30現在

NEC<6701>が大幅高で続伸、取引時間中としては3営業日ぶりにフシ目の4000円大台を回復した。2月4日の急落を境に下げ足を強め、直近3600円近辺まで売り込まれる場面があったが目先リバウンドに転じている。米新興AIのアンソロピックが開発したAIツールがクラウドで業務ソフトを提供する企業のビジネスモデルを破壊するとの思惑から、米国ではソフトウェア関連株に幅広く売りが出ており、その流れがこれまで東京市場にも波及していた。NECはハードとソフトを総合的に展開しており、ソフトウェア関連株の範疇には含まれないものの、米国株市場でマイクロソフト<MSFT>やIBM<IBM>といった業界を代表する企業の株価が売り込まれるなか、同社は国内のIT大手として海外投資家の売りターゲットとなった経緯がある。もっとも海外勢の売りにはヘッジファンド系の短期筋による戦略的なショートも含まれているとみられ、その反動によるリバウンドが生じる可能性は常に意識されていた。そうしたなか足もとでは、米株市場でソフトウェア関連が売り一巡から買い戻しのタームに入っており、東京市場でも同様のマネーフローの逆流が観測される。NECは底値圏できれいな「赤三兵」を形成しショートカバーを誘発、これに乗じた逆張り資金の攻勢も株価に浮揚力を与えたとみられる。なお、中国がデュアルユース(軍民両用)品の輸出規制を発動するなか、NECは防衛関連の側面からネガティブな圧力が加わった可能性もあるが、きょうは傘下企業がリストアップされていた三菱重工業<7011>やIHI<7013>が切り返しに転じていることから、中国案件に絡む切り口でも買い方有利の需給バランスが生じている。

■イチケン <1847>  6,400円  +360 円 (+6.0%)  11:30現在

25日に発表した「29年3月期に売上高1100億円目標」が買い材料。

中期経営計画を策定。29年3月期に売上高1100億円、営業利益率7%を目指す。株主還元は配当性向40%程度またはDOE4%程度の方針。また、長期経営計画では36年3月期に売上高1500億円を目標に設定。

■東鉄工業 <1835>  5,460円  +250 円 (+4.8%)  11:30現在

東鉄工業<1835>が反発し上場来高値を更新している。25日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を1650億円から1660億円(前期比3.7%増)へ、営業利益を160億円から188億円(同21.1%増)へ、純利益を120億円から134億円(同15.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を70円から80円へ引き上げ年間配当予想を150円(前期135円)としたことが好感されている。豊富な手持ち工事の順調な進捗に加えて、採算性を重視した受注活動や技術開発による生産性向上、機械化による効率性向上の取り組みなどの継続で、利益率が改善する見通しという。

■伊藤忠食品 <2692>  13,010円  +460 円 (+3.7%)  11:30現在

伊藤忠食品<2692>が大幅高で3日続伸。上場来高値を更新した。伊藤忠商事<8001>は25日の取引終了後、伊藤忠食に対し完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。伊藤忠食の株価はTOB価格1株1万3000円を上回って推移している。買い付けは伊藤忠の完全子会社のFMDIが実施する。TOBが成立した場合、伊藤忠食は所定の手続きを経て上場廃止となる見通し。買付予定数量の下限は180万1900株(所有割合14.20%)で、上限は設定しない。買付期間は2月26日から4月9日まで。伊藤忠食はTOBに賛同の意見を表明し、株主に対して応募を推奨している。伊藤忠と伊藤忠食が一体となり双方の経営資源を機動的かつ有機的に相互活用できる体制を整える。東京証券取引所は25日付で伊藤忠食を監理銘柄(確認中)に指定した。

■ヒビノ <2469>  3,910円  +115 円 (+3.0%)  11:30現在

ヒビノ<2469>が大幅反発し昨年来高値を更新している。25日の取引終了後に、業務用音響・映像・照明機器などの販売施工会社であるアセント(東京都港区)の全株式を4月1日付で取得し子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。今回の子会社化により、大規模プロジェクトに対応するための供給体制や導入後の活用までを見据えた提案力の強化、取り扱い商品の相互活用による収益機会の拡大などのシナジーが期待できるという。取得価額は5億4000万円。なお、同件が26年3月期業績に与える影響は軽微としている。

■十六FG <7380>  9,780円  +200 円 (+2.1%)  11:30現在

十六フィナンシャルグループ<7380>が3日ぶりに反発している。25日の取引終了後、保有するイビデン<4062>株式の一部である174万株を売却するのに伴い、26年3月期に株式売却益を計上すると発表したことが好感されている。なお、業績への影響は、売却価格の決定後に速やかに発表するとしている。

■KHネオケム <4189>  3,070円  +45 円 (+1.5%)  11:30現在

KHネオケム<4189>は反発している。25日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資会社ストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が10.91%から12.05%に上昇したことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は2月17日となっている。

■アンビスHD <7071>  506円  +7 円 (+1.4%)  11:30現在

アンビスホールディングス<7071>が続伸している。25日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、香港に拠点を置く投資運用会社パンテウム・パートナーズと共同保有者による株式保有割合が5.02%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買い入っているようだ。保有目的は純投資で、報告義務発生日は2月17日となっている。

■JX金属 <5016>  4,185円  +40 円 (+1.0%)  11:30現在

JX金属<5016>は新値追いとなっている。25日の取引終了後、東邦チタニウム<5727>を簡易株式交換により完全子会社化すると発表した。JX金属は邦チタとの親子上場の関係を解消し、グループ全体のリソースを活用して半導体事業を強化する方針を示しており、好感した買いが集まっている。JX金属が次世代半導体向けCVD・ALD用塩化物の量産化に当たって取り組んでいる邦チタとの協業を強化するほか、邦チタに不足している人的資本や半導体・電子材料市場におけるネットワークなどをJX金属が補う。また、JX金属が扱う高純度金属の溶解やリサイクル材の純度向上などに、邦チタが培ってきた高融点金属の溶解技術を生かす。株式交換は6月1日を効力発生日とし、邦チタ1株に対してJX金属0.70株を割り当て交付する。邦チタは5月28日付で上場廃止となる。

■AIRMAN <6364>  2,174円  +15 円 (+0.7%)  11:30現在

AIRMAN<6364>が4日続伸している。25日の取引終了後に、昨年4月1日付で社名を「AIRMAN」に変更したのを記念して、社名変更記念株主優待を実施すると発表しており、好材料視されている。26年3月末日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、保有株数1000株未満でQUOカード1000円分、1000株以上で同2000円分を提供する。なお、今後の株主優待については、業績動向や経営環境などを踏まえて総合的に検討するとしている。

■巴コーポレーション <1921>  2,022円  +12 円 (+0.6%)  11:30現在

巴コーポレーション<1921>は寄り付き値が付かず、気配値のまま株価を急上昇させた。建設会社で体育館など大空間施設の建築を強みとし、電力鉄塔のような塔状構造物でも実績が高い。そうしたなか、25日取引終了後に26年3月期業績見通しの修正を発表しており、最終利益を従来予想の32億円から53億円(前期比64%減)に増額した。投資有価証券の売却に伴う利益計上が反映される。また同日に、発行済み株式数の10.8%相当の400万株、金額ベースで80億4000万円を上限とする自社株買い(26日朝の東証の立会外取引で実施)を発表した。なお、取得した自社株については3月6日付ですべて消却するとしており、これを強く好感する形で上値を見込んだ買いを引き寄せている。

■日本電子材料 <6855>  8,490円  -1,500 円 (-15.0%) ストップ安   11:30現在

日本電子材料<6855>は全体上げ相場のなか逆行安。25日取引終了後、173万9200株の新株式発行と、上限26万800株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表した。発行価格は3月10~12日のいずれかの日に決定する。調達資金約140億円(手取り概算額)は、AI関連半導体市場の拡大に伴って増加するメモリー向けMタイププローブカード(MEMS技術を用いたプローブカード)への需要に対応した生産キャパシティー拡大のための新工場の建設資金に充てる。株式価値の希薄化を懸念した売りが先行している。

■中部鋼鈑 <5461>  2,381円  -134 円 (-5.3%)  11:30現在

中部鋼鈑<5461>が大幅安で4日続落している。25日の取引終了後、26年3月期の業績予想の下方修正を発表。株式の売り出し決議も開示しており、嫌気された。今期の売上高予想は従来の見通しから12億円減額して516億円(前期比1.1%増)、最終利益予想は10億円減額して11億円(同36.5%減)に見直した。最終利益は増益予想から一転して減益を計画する。主原料の鉄スクラップ価格が想定を上回る見通し。厚板の販売数量は想定通りの推移が見込まれるものの、価格改定の浸透に時間を要しており、影響を業績予想に反映した。あわせて同社は既存株主による合計163万7100株の売り出しと、需要状況に応じ上限24万株のオーバーアロットメントによる売り出しを決議したと公表。売出価格は3月5日から10日までのいずれかの日に決める。

■MRKホールディングス <9980>  123円  +30 円 (+32.3%) ストップ高   11:30現在

MRKホールディングス<9980>がストップ高の123円に買われている。25日の取引終了後に、自社株買いを実施すると発表しており、これを好感した買いが流入している。上限を600万株(自己株式を除く発行済み株数の5.92%)、または6億円としており、取得期間は2月26日から来年2月25日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行と株主への利益還元を目的としている。

●ストップ高銘柄

テクニスコ <2962>  1,317円  +300 円 (+29.5%) ストップ高   11:30現在

海帆 <3133>  493円  +80 円 (+19.4%) ストップ高   11:30現在

三ッ星 <5820>  1,040円  +150 円 (+16.9%) ストップ高買い気配   11:30現在

など、5銘柄

●ストップ安銘柄

日本電子材料 <6855>  8,490円  -1,500 円 (-15.0%) ストップ安   11:30現在

以上、1銘柄

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