話題株ピックアップ【夕刊】(2):マックス、ヤマエGHD、四国電
■マックス <6454> 6,910円 +350 円 (+5.3%) 本日終値
マックス<6454>が大幅反発。9日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を977億円から996億円(前期比8.5%増)へ、営業利益を172億円から175億円(同21.0%増)へ、純利益を132億円から136億円(同21.2%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を132円から144円(前期114円)へ引き上げたことが好感された。鉄筋結束機を含むコンクリート構造物向け工具を中心に足もと業績が堅調に推移していることが要因という。
■ヤマエGHD <7130> 2,931円 +147 円 (+5.3%) 本日終値
ヤマエグループホールディングス<7130>が後場終盤になって上げ幅を拡大。午後3時ごろに26年3月期配当予想の増額修正と株主優待制度の拡充を発表しており、これを好感した買いが入った。期末一括配当予想を70円から80円(前期70円)に引き上げる。また、株主優待制度の拡充では、従来制度では毎年3月末日時点で100株以上を1年以上継続して保有する株主を対象に一律でデジタルギフトカード3000円分を提供していたが、26年3月末日時点の株主からは保有株数に保有株数300株以上の区分を新設し、保有株数300株未満でデジタルギフトカード3000円分、300株以上で同5000円分を提供する。
■四国電力 <9507> 1,640円 +81.5 円 (+5.2%) 本日終値
四国電力<9507>が3日ぶりに急反発。SMBC日興証券は9日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」へ引き上げた。目標株価は1430円から1930円に見直した。同社では第3四半期決算の発表と同時に約14年ぶりの自社株買いを発表し実施した。同証券では、26年度以降は継続的な増配に加え能動的な自社株買いを予想している。また、26年3月期の連結経常利益は720億円と従来予想から100億円増額修正している。
■THK <6481> 4,992円 +234 円 (+4.9%) 本日終値
THK<6481>が3日ぶりに反発。モルガン・スタンレーMUFG証券は9日、同社株の投資判断「オーバーウエート」を継続するとともに、目標株価を4800円から5700円に引き上げた。足もとで受注回復が更に強まっており、半導体関連と工作機械とも順調に拡大していることから、同社の受注は想定以上に増加する可能性が高いことなどを評価。業績は26年12月期や27年12月期の大幅改善を予想。株主自己資本利益率(ROE)は26年12月期に10%以上を実現できるとみている。
■三井金属 <5706> 30,790円 +1,305 円 (+4.4%) 本日終値
三井金属<5706>が3営業日ぶりに反発。同社は9日、すべてのレアアース(希土類)元素を取り扱うレアマテリアル事業部の営業拠点を4月1日付で中国に新設すると発表。これにより、顧客及びその先の装置メーカー、デバイスメーカーとの関係を構築し、大きな成長が期待できる中国市場での拡販を加速させるとしており、今後の展開などが期待されているようだ。
■横浜FG <7186> 1,516.5円 +64 円 (+4.4%) 本日終値
横浜フィナンシャルグループ<7186>が3日ぶりに反発。9日の取引終了後に、26年3月期の期末配当予想を20円から21円へ増額修正したことが好材料視された。年間配当予想は38円となり、前期実績(29円)に対しては9円の増配となる。
■中外炉工業 <1964> 4,680円 +195 円 (+4.4%) 本日終値
中外炉工業<1964>は3日ぶりに急反発。9日の取引終了後、神戸製鋼所<5406>の高砂製作所向けに国内最大級となる水素燃料金属加熱実証炉を納入したと発表しており、好感した買いが入った。同設備は合計の燃焼容量が国内最大級の2917キロワットに上り、都市ガス専焼から水素専焼まで幅広く混焼比率を変更できる。今回の事業は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「熱エネルギー消費が主体の工場の脱炭素化に向けた燃焼式工業炉での水素利活用の実証」として採択を受け実施している。
■平田機工 <6258> 2,750円 +112 円 (+4.3%) 本日終値
平田機工<6258>は急反発。9日の取引終了後、液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS)を用いた受託分析サービスについて、新たな解析オプション「KNApSAcKサーチ」(ナップサックサーチ)の提供を3月から始めると発表しており、好感した買いが入った。ナップサックサーチでは従来の化合物推定のために使用してきた同社のデータベースに、奈良先端科学技術大学院大学の金谷重彦教授が構築した天然化合物データベース「KNApSAcK Core」を統合することにより、化合物を推定する精度の向上などを実現する。
■JSP <7942> 2,526円 +87 円 (+3.6%) 本日終値
JSP<7942>が3日ぶりに反発。9日の取引終了後に、自社株520万6400株(消却前発行済み株数の16.57%)を3月19日付で消却すると発表したことが好材料視された。消却後の発行済み株数は2620万7073株となる。
■日本電計 <9908> 2,607円 +88 円 (+3.5%) 本日終値
日本電計<9908>は後場急伸。きょう午後1時ごろ、26年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表した。売上高予想を従来予想の1240億円から1300億円(前期比7.2%増)、営業利益予想を45億円から49億円(同3.4%増)に引き上げた。営業利益は減益予想から一転、過去最高益の更新を見込む。同時に期末配当予想は7円増額の54円としており、これらを好感した買いが集まっている。年間配当予想は97円(前期は87円)となる。顧客の動向を着実に捕捉することで、受注高を計画以上に増やすことができた。
株探ニュース