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【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、原油高でリスク回避の売り優勢 (3月12日)

市況
2026年3月12日 16時56分

日経平均株価

始値  54387.90

高値  54733.08

安値  53796.01

大引け 54452.96(前日比 -572.41 、 -1.04% )

売買高  25億9180万株 (東証プライム概算)

売買代金 7兆4071億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

1.日経平均は3日ぶり反落、下げ幅一時1100円超

2.原油高警戒でリスク回避再燃

3.プライム値下がり銘柄9割超

4.原油先物の上昇一服で下げ幅縮小

5.防衛関連株の一角が買われる

■東京市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前日比289ドル安と続落した。中東情勢の先行き不原油高を受け、リスク回避の売りが優勢となった。

東京市場では、原油先物相場が再び上昇し、リスク回避ムードが再燃。日経平均株価の下げ幅は一時1200円を超え、全面安商状となった。

米原油先物相場がアジア時間に急上昇し、時間外取引においてWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は一時1バレル=95ドル台まで水準を切り上げた。イラクの領海内で石油タンカーが攻撃を受けたと伝わったほか、オマーンの石油輸出港で船舶の退避が勧告されたことが明らかになった。ホルムズ海峡の事実上の封鎖を受け、海上輸送が停滞した状況が長期化するとの警戒感も根強く、物価上昇と景気後退が同時に起こるスタグフレーションリスクが意識され、株式の買い持ち高を圧縮する目的の売りが続いた。プライム市場の値下がり銘柄数は92%に上った。東証の業種別指数では鉱業と、その他製品、電気・ガスを除く30業種が値下がりし、下落率トップは不動産業。その他金融業がこれに続いた。一方、防衛関連株の一角は上昇。米原油先物相場の時間外取引での上昇が一服すると、株価指数先物に買い戻しが入り、日経平均は後場後半に下げ幅を縮小した。

個別では、ソフトバンクグループ<9984>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、トヨタ自動車<7203>が軟調。古河電気工業<5801>やアドバンテスト<6857>が株価水準を切り下げ、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A>が冴えない展開。住友金属鉱山<5713>や日本取引所グループ<8697>、三井不動産<8801>が安く、大林組<1802>や日本郵政<6178>が値を下げ、ペプチドリーム<4587>が下値を模索。三井ハイテック<6966>とANYCOLOR<5032>、ジャパンディスプレイ<6740>が大幅安となった。

半面、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、日本製鋼所<5631>が買われ、信越化学工業<4063>とINPEX<1605>が堅調。ニデック<6594>と任天堂<7974>が値を上げ、日立製作所<6501>やファーストリテイリング<9983>が底堅く推移し、京都フィナンシャルグループ<5844>とシンフォニア テクノロジー<6507>が急伸した。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、信越化 <4063>、TDK <6762>、任天堂 <7974>、三菱重 <7011>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約195円。うち132円はファストリ1銘柄によるもの。

日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>、京セラ <6971>、豊田通商 <8015>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約332円。

東証33業種のうち上昇は鉱業、その他製品、電気・ガスの3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)機械、(2)小売業、(3)海運業、(4)空運業、(5)電気機器。一方、下落率の大きかった5業種は(1)不動産業、(2)その他金融業、(3)水産・農林業、(4)繊維製品、(5)証券・商品。

■個別材料株

△SDSHD <1711> [東証S]

株主優待制度の変更をポジティブ視。

△デリカフHD <3392> [東証S]

中期計画の目標引き上げと期末配当予想増額を材料視。

△RSC <4664> [東証S]

ソフトバンクロボと合弁で遠隔警備サービス参入。

△ケミプロ <4960> [東証S]

高市成長戦略の急先鋒ペロブスカイト太陽電池関連で人気再燃。

△京都FG <5844> [東証P]

業績・配当予想を引き上げ自社株取得枠も拡大。

△ニデック <6594> [東証P]

香港オアシスによる6.74%保有が判明。

△QDレーザ <6613> [東証G]

量子ドット・コムレーザーに関連する共同研究開発で合意書締結。

△リファバスG <7375> [東証G]

ナフサ不足懸念で再生素材メーカーに関心が向かう。

△ナ・デックス <7435> [東証S]

大幅増益決算や記念優待の実施を発表。

△GEI <9212> [東証G]

NEDO事業のリコピン大量生産技術開発に関与。

▼エニーカラー <5032> [東証P]

商品評価損計上し26年4月期利益予想を下方修正。

▼三井ハイテク <6966> [東証P]

4期連続の営業減益予想と中計目標下方修正で。

東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)シード <7743>、(2)シンフォニア <6507>、(3)京都FG <5844>、(4)Bガレージ <3180>、(5)信越化 <4063>、(6)ニデック <6594>、(7)川重 <7012>、(8)三菱重 <7011>、(9)シマノ <7309>、(10)中部鋼鈑 <5461>

値下がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)エニーカラー <5032>、(3)三井ハイテク <6966>、(4)群栄化 <4229>、(5)ユニチカ <3103>、(6)テイカ <4027>、(7)大阪チタ <5726>、(8)宝HLD <2531>、(9)日ヒュム <5262>、(10)さくらネット <3778>

【大引け】

日経平均は前日比572.41円(1.04%)安の5万4452.96円。TOPIXは前日比49.00(1.32%)安の3649.85。出来高は概算で25億9180万株。東証プライムの値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は1473となった。東証グロース250指数は761.15ポイント(18.89ポイント安)。

[2026年3月12日]

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