ユナイテッド航空が下落 通期1株利益の見通しを大幅に下方修正=米国株個別
(NY時間09:44)(日本時間22:44)
ユナイテッド航空<UAL> 93.20(-3.94 -4.05%)
ユナイテッド航空<UAL>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。需要が引き続き堅調で、特に高付加価値顧客の利用が力強いとしている。
ただ、株価は冴えない反応。通期ガイダンスで1株利益の見通しを大幅に下方修正したことが嫌気されている模様。中東紛争に伴う燃料価格の上昇を受けて見通しを下方修正した。同様の圧力に直面する同業他社とほぼ同水準の慎重な見通しとなった。
カービーCEOは「航空業界にとっての不確実性は、ユナイテッドにとっては機会にもなり得る」と述べた。収益面では、プレミアム商品の売上が14%増、法人収入が14%増、ロイヤルティ収入が13%増と、収益の質も改善している。
コスト増に備え、同社は供給能力の抑制も進める。通期の成長計画を約5%縮小し、年後半の供給能力は前年比で0ー2%増を見込んだ。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.19ドル(予想:1.09ドル)
・売上高:146.1億ドル 11%増(予想:144.6億ドル)
旅客:131.7億ドル 11%増(予想:129.6億ドル)
貨物:4.22億ドル 1.6%減(予想:4.46億ドル)
その他:10.2億ドル 11%増
・有償座席マイル収入(PRASM):0.17ドル 7.4%増
・旅客有償マイル:633.9億 6.5%増(予想:626.6億)
・旅客マイル当たり平均運賃:0.21ドル
・供給座席マイル:777.0億 3.4%増(予想:778.5億)
・搭乗率:81.6%(予想:80.5%)
・燃料消費量:10.9億ガロン 2.4%増(予想:11.0億ガロン)
・燃料単価:2.78ドル 9.9%増(予想:2.79ドル)
・CASM(燃料除く):0.14ドル 5.9%増
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.00~2.00ドル(予想:1.75ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):7.00~11.00ドル(従来:12.00~14.00ドル)(予想:9.08ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース