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株価指数先物【寄り前】 +1σ水準では押し目狙いのロング対応

市況
2026年4月24日 7時38分

大阪6月限ナイトセッション

日経225先物 58880 -260 (-0.43%)

TOPIX先物 3709.5 -6.0 (-0.16%) 

シカゴ日経平均先物 58985 -155

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

23日の米国市場は、NYダウS&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。イランのガリバフ国会議長がホルムズ海峡の通航再開は不可能だと明らかにし、米国との交渉の担当から外れると報じられた。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が難航するとの見方から、WTI原油先物価格は1バレル=95ドル台に上昇したことが重荷になり、NYダウの下落幅は一時600ドルを超える場面があった。また、イスラエルのカッツ国防相はイランへの攻撃再開に向けて米国の承認を待っているとの見解を示したと伝えられ、イスラエルとイランが再び軍事衝突するとの観測が高まった。

NYダウ構成銘柄ではキャタピラー<CAT>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、コカ・コーラ<KO>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、IBM<IBM>、アメリカン・エキスプレス<AXP>、マイクロソフト<MSFT>、ハネウェル・インターナショナル<HON>が軟調。なお、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は17連騰で連日の史上最高値を更新している。

シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比155円安の5万8985円だった。23日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比60円高の5万9200円で始まった。開始直後に5万8830円まで売られた後はロング優勢の流れとなり、米国市場の取引開始後には5万9500円まで買われる場面もみられた。ただし、終盤にかけて軟化し5万8360円まで下落幅を広げている。引けにかけては5万8780円~5万9000円辺りでの保ち合いが続き、日中比260円安の5万8880円でナイトセッションの取引を終えた。

日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになろう。ただ、上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σ(5万8540円)と+2σ(6万1490円)とのレンジを継続するなかで+1σ水準を捉えてきたため、押し目狙いのロング対応に向かわせそうである。一方で、米国とイランの2度目の協議が見通せないなかで戻り待ち狙いのショートが入りやすいとみられる。

5万9000円での攻防が続くなかで、オプション権利行使価格の5万8500円から5万9500円辺りでのレンジを想定する。前日の荒い値動きで積極的な売買は手控えられやすいほか、オーバーウィークのポジションを取りにくくさせるなかでは、スキャルピング中心のトレードを余儀なくされそうだ。

もっとも、SOX指数は連日で史上最高値を更新しており、半導体やAI関連株への物色は根強いと考えられる。足もとで日経平均株価を牽引するソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]にらみの展開になるが、底堅さがみられる局面においては、ロングを誘う可能性はあるだろう。

23日の米VIX指数は19.31(22日は18.92)に上昇した。一時21.56まで切り上がり、75日移動平均線(20.71)を上回る場面もみられた。ただ、その後は上げ幅を縮めており、200日線(18.26)とのレンジを継続している。ボトム圏での推移が続いているため、リスク回避姿勢には向かわないとみられる。

昨日のNT倍率は先物中心限月で15.91倍(22日は15.92倍)に低下した。一時16.09倍まで切り上がる場面もみられたが、その後はリバランスの動きに向かわせた。ただ、+2σ(15.94倍)近辺で下げ渋る動きをみせているほか、ソフトバンクグループがプラス圏をキープして日経平均株価を支えていたことで、ピーク感からのNTショートへの転換には、しばらく見極めが必要とみておきたい。SOX指数の上昇が続いていることもあり、押し目ではNTロングの組成に向かわせよう。

株探ニュース

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