1株利益のコンセンサス予想からの上振れが平均以上 ただし、反応は鈍い
今回の決算シーズンは、欧米ともに1株利益のコンセンサス予想からの上振れが平均を上回って推移しているとストラテジストが指摘している。特にエネルギーおよび金融セクターが目立っているという。
これまで約20%の企業が決算を発表しているが、1株利益の前年からの伸びは、欧州で2%、米国で19%となっている。加えて欧州では、ユーロ高の影響で売上高についてコンセンサス予想からの上振れは弱い状況だとしている。
また、市場の反応が欧米ともにネガティブに偏っている点も指摘。予想未達には敏感に反応する一方、上振れへの反応は鈍くなっているという。
さらにガイダンスにおける1株利益の見通しの修正という点では、エネルギー、金融に加え、産業、素材、ハイテク、公益といった、投資サイクルや戦略的自立関連が勝ち組となっている一方、景気敏感株や消費関連は出遅れていると指摘。それらのセクターはイラン情勢の影響を背景に通期1株利益の見通しに大幅な下方修正が見られていると述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース