グーグル、アンソロピックに最大400億ドルの投資を計画=米国株個別
(NY時間11:57)(日本時間00:57)
アルファベットC<GOOG> 341.86(+4.11 +1.22%)
アルファベットA<GOOGL> 343.35(+4.46 +1.31%)
アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルがアンソロピックに最大400億ドルの投資を計画していると報じられている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
グーグルはアンソロピックに100億ドルを投資し、さらに最大300億ドルを追加投資する可能性があるという。AI開発競争において、協力関係と競争関係の双方にある両社の結びつきが一段と強まる。
アンソロピックによると、グーグルは評価額3500億ドルで、まず現金で100億ドルを出資。この評価額は2月の資金調達時と同水準で、今回の新規資金は含まれていない。アンソロピックが一定の業績目標を達成すれば、さらに300億ドルを投資し、同社の計算能力拡張を支援する。
アンソロピックはソフトウェア開発を効率化するAIエージェント「クロード・コード」の成功を背景に資金調達を加速している。今週にはアマゾン<AMZN>からも50億ドルを調達し、将来的に最大200億ドルの追加投資のオプションも付与された。2月には300億ドルを調達しており、現在は8000億ドル超の評価での出資を模索する動きもある。
アンソロピックはグーグルの半導体やクラウドサービスの主要顧客でもあり、グーグルにとっては検索広告に代わる成長の柱としてクラウド事業の拡大を狙う中で重要な存在。今後5年間で5ギガワット分の計算能力を提供し、さらに追加拡張の可能性もある。
アンソロピックは最短で10月にもIPOを検討しており、需要拡大に対応するためインフラ確保を急いでいる。クロード・コードはシリコンバレーのエンジニアの間で急速に普及しており、グーグルの社内でも利用されているほか、業界全体で競争を激化させている。コーディング不要で幅広い業務をこなす「コワーク・エージェント」も急成長している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース