第一ライフと提携、大株主に迎えたメリットはどこに
気になる会社を診断
億トレ・ガチホ企業~インフォマートの強さと課題-最終回
・前回記事「ITエンジニア出身の億り人がガチホのDX銘柄、鍵は『特化』と『他力本願』」を読む
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| この記事を読んで分かること |
| 1. 第一ライフとの提携の狙いと効果 |
| 2. 次期中計で重視するポイント |
| 3. 成長投資と株主還元のバランス |
フード業界に特化した受発注システム関連事業が売上高の3分の2を占めるインフォマート<2492>は、今年2月に第一生命ホールディングス(現・第一ライフグループ<8750>)と資本業務提携を結び、同社を第2位株主に迎えた。
インフォMTの売上高は約200億円、総資産は約350億円。一方の第一ライフは売上高に相当する経常収益が11兆円、総資産は70兆円になる。
インフォMTにとって第一ライフはまるで巨像、いや地球に現存する最大動物のシロナガスクジラのような存在だ。
圧倒的な資金力を持つ企業を大株主に迎え入れるのは、将来、経営の主導権を握られるリスクもある。加えて、第一ライフはIT事業に精通しておらず、事業面でどのようなシナジーをもたらすのか不透明な部分も多い。
第一ライフとの提携を主導したインフォMTの木村慎社長に、提携の狙いや次の中期経営計画で重視するポイントを聞いた。
■インフォマートの木村慎社長

略歴:1976年生まれ。菱食(現在は三菱食品)などを経て、2007年4月にインフォマート入社。
経営企画本部、事業推進・戦略営業部門などを経て、26年1月に社長に就任(現任)。
次期中計、重点施策は3つ
――現行の中期経営計画は、今期(2026年12月期)で最終年度を迎えます。今年2月に発表した第一ライフグループ<8750>との資本業務提携は、現計画に含まれているのでしょうか。
木村: まずは、現行の中計で掲げた今期売上高200億円、営業利益50億円の目標を、計画通りに達成することを最優先に進めていきます(下の表)。
そのうえで、来期(27年)以降は、
1、進出業界の拡大
2、外部パートナーとの連携強化
3、AI(人工知能)サービスによる利便性向上
――の3点に注力する方針です。
1つ目は、前回も触れた通り、業界特化のDXサービスを主力のフード分野以外へ広げていく取り組みです。数年ごとに進出業界を増やしていきたいと考えています。
当面のターゲットは建設業界で、今年から専門部署を立ち上げ、フード分野に並ぶ事業規模に育てていきます。
――第一ライフとの提携効果は、次の中計に反映されると見ます。その内容を想定する一環で、そもそもなぜ第一ライフをパートナーとして選んだのでしょうか。
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