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第一ライフと提携、大株主に迎えたメリットはどこに

特集
2026年5月1日 20時30分

気になる会社を診断
億トレ・ガチホ企業~インフォマートの強さと課題-最終回

登場する銘柄
インフォMT<2492>、第一ライフ<8750>

取材・文/真弓重孝、高山英聖

前回記事「ITエンジニア出身の億り人がガチホのDX銘柄、鍵は『特化』と『他力本願』」を読む

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この記事を読んで分かること
1. 第一ライフとの提携の狙いと効果
2. 次期中計で重視するポイント
3. 成長投資と株主還元のバランス

なぜ、生命保険会社?

フード業界に特化した受発注システム関連事業が売上高の3分の2を占めるインフォマート<2492>は、今年2月に第一生命ホールディングス(現・第一ライフグループ<8750>)と資本業務提携を結び、同社を第2位株主に迎えた。

インフォMTの売上高は約200億円、総資産は約350億円。一方の第一ライフは売上高に相当する経常収益が11兆円、総資産は70兆円になる。

インフォMTにとって第一ライフはまるで巨像、いや地球に現存する最大動物のシロナガスクジラのような存在だ。

圧倒的な資金力を持つ企業を大株主に迎え入れるのは、将来、経営の主導権を握られるリスクもある。加えて、第一ライフはIT事業に精通しておらず、事業面でどのようなシナジーをもたらすのか不透明な部分も多い。

第一ライフとの提携を主導したインフォMTの木村慎社長に、提携の狙いや次の中期経営計画で重視するポイントを聞いた。

取材日:26年4月1日

■インフォマートの木村慎社長

【タイトル】

略歴:1976年生まれ。菱食(現在は三菱食品)などを経て、2007年4月にインフォマート入社。
経営企画本部、事業推進・戦略営業部門などを経て、26年1月に社長に就任(現任)。

次期中計、重点施策は3つ

――現行の中期経営計画は、今期(2026年12月期)で最終年度を迎えます。今年2月に発表した第一ライフグループ<8750>との資本業務提携は、現計画に含まれているのでしょうか。

木村: まずは、現行の中計で掲げた今期売上高200億円、営業利益50億円の目標を、計画通りに達成することを最優先に進めていきます(下の表)。

そのうえで、来期(27年)以降は、

1、進出業界の拡大

2、外部パートナーとの連携強化

3、AI(人工知能)サービスによる利便性向上

――の3点に注力する方針です。

1つ目は、前回も触れた通り、業界特化のDXサービスを主力のフード分野以外へ広げていく取り組みです。数年ごとに進出業界を増やしていきたいと考えています。

当面のターゲットは建設業界で、今年から専門部署を立ち上げ、フード分野に並ぶ事業規模に育てていきます。

――第一ライフとの提携効果は、次の中計に反映されると見ます。その内容を想定する一環で、そもそもなぜ第一ライフをパートナーとして選んだのでしょうか。

■『株探プレミアム』で確認できるインフォマートの通期業績の長期・成長性推移

【タイトル】

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※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。

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