ホークアイ360が上場 好スタートを切る=米国株個別
(NY時間13:09)(日本時間02:09)
ホークアイ360<HAWK> 34.15(+8.15 +31.35%)
防衛宇宙のホークアイ360<HAWK>が本日、ニューヨーク証券取引所に上場した。IPO価格26ドルに対して33.80ドルで初値を付け好調なスタートを切っている。
宇宙業界そのものは依然として厳しい環境にある一方、ウォール街では宇宙関連株への熱狂が高まっている。年央にも予定されている、マスク氏率いるスペースXの上場に先立ち、新たな宇宙関連投資先が登場。
同社は今回のIPOで約4.16億ドルを調達。企業価値は約25億ドルと評価された。
同社は2015年に軍出身者やエンジニアによって設立され、防衛用途向けの宇宙ベース信号情報(SIGINT)サービスを提供している。現在30基超の衛星を運用しており、データ収集・分析向けセンサーやペイロード、アルゴリズムを含む市場規模を約240億ドルと見積もっている。
2025年の売上高は1.18億ドルで、2024年の0.68億ドルから大幅に増加した。純利益は270万ドル、2025年末時点の受注残は3.03億ドルとなっている。政府向け用途に重点を置いており、売上高の約60%を米政府関連機関が占めるほか、日本の顧客向けの売上比率が約15%となっている。
【企業概要】
商業宇宙技術を活用した防衛テクノロジー企業。新たな衛星軌道上能力の開発、データ収集、信号処理強化、RF(無線周波数)エミッターデータベースを活用したAI分析アルゴリズム最適化に注力しており、大規模な電子戦能力の変革を目指している。世界各国の防衛・情報・国家安全保障機関向けにサービスを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース