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株価指数先物【寄り前】 利益確定に伴うロング解消が入りやすい

市況
2026年5月8日 7時47分

大阪6月限ナイトセッション

日経225先物 62140 -990 (-1.56%)

TOPIX先物 3802.5 -44.5 (-1.15%) 

シカゴ日経平均先物 62230 -900

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

7日の米国市場は、NYダウS&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。イラン情勢を巡る不透明感が改めて意識されたことで、持ち高調整の売りが出やすかった。イラン政府高官は米国の提案に否定的な見方を示したと伝わったほか、米政権はホルムズ海峡の船舶航行を支援する「プロジェクト・フリーダム」を早ければ週内にも再開することを検討すると報じられた。サウジアラビアとクウェートは、米軍の基地・領空利用制限を解除したとの米メディア報道なども利食いに向かわせた。

NYダウ構成銘柄ではセールスフォース<CRM>、IBM<IBM>、エヌビディア<NVDA>、マイクロソフト<MSFT>、ナイキ<NKE>が買われた。半面、キャタピラー<CAT>、JPモルガン・チェース<JPM>、スリーエム<MMM>、シェブロン<CVX>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調。

シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比900円安の6万2230円だった。7日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比200円高の6万3330円で始まった。寄り付き直後につけた6万3390円を高値に軟化し、終盤にかけて6万2070円まで売られる場面もみられた。引け間際に6万2470円まで下げ幅を縮めたものの、日中比990円安の6万2140円でナイトセッションの取引を終えた。

日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行することになろう。もっとも、前日に6%を超える急伸となっただけに反動安は想定内で、売り一巡後の底堅さを見極めながらの押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうである。ボリンジャーバンドの+2σ(6万3680円)に接近してきたほか、週足の+2σ(6万2470円)を上回る場面もみられたことで、利益確定に伴うロング解消が入りやすいだろう。

まずは節目の6万2000円処での底堅さを見極めることになるが、昨日はソフトバンクグループ<9984>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の一角が日経平均株価を牽引する形だった。ストップ高をつけたソフトバンクグループは、傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス<ARM>が10%安だったこともあり、利益確定の売りが強まるようだと先物市場においても短期的にショートを誘う可能性はありそうだ。

日経225先物は+1σ(6万0650円)と+2σとのレンジとなる。押し目狙いのロング対応としつつも、6万2000円を下回っての推移が目立つようだと、ショートが強まる展開を警戒しておきたい。また、本日は日経225先物・オプションの5月限のSQ(特別清算指数)算出日となるが、SQ値が心理的な支持・抵抗ラインになろう。

7日の米VIX指数は17.08(6日は17.39)に低下した。前日の終値を挟んだ小動きであり、200日移動平均線(18.34)から下放れる動きのなかで、昨年12月24日につけた13.47が次第に射程に入っている。米国市場は下落したものの、ナスダック指数は小幅な下げにとどまっていることもあり、リスク選好に向かわせそうだ。

昨日のNT倍率は先物中心限月で16.41倍(1日は15.96倍)に上昇した。値がさハイテク株のインパクトが大きく、+2σ(16.52倍)が射程に入っている。いったんはリバランスの動きが入る可能性はあるものの、バンドは上向きで推移しているため、16.00倍台前半まで低下する局面があればNTロングを組成するタイミングになろう。

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