明日の為替相場見通し=一進一退、イラン情勢注視と政府・日銀による介入警戒感が継続
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、一進一退の動きとなりそうだ。予想レンジは1ドル=156円00~158円00銭。
12日午後3時前にドル円は一時1ドル=156円70銭台と、それまでの水準から1円近く急落した。158円が防衛ラインとみなされているなかで、ベッセント米財務長官と片山さつき財務相の会談後にドル円はジリ高となっていた。円買い介入の憶測も市場には存在するものの、大口のドル売りだった可能性も否定できず、真意は明らかになっていない。目先のところは介入警戒感がドル円の上値を圧迫する要因であり続けることになる。イラン情勢に関しては、米国とイラン両国の隔たりは大きいとみられており、有事のドル買い圧力がくすぶった状況にあることには変わりがない。上にも下にもポジションを一方向に傾けにくい状況にあって、14日からの米中首脳会談を前に模様眺めの動きが続くと想定される。
この後の主なスケジュールとしては、5月のドイツZEW景況感指数や4月の米消費者物価指数などが注目される。米国では10年債入札も実施される予定だ。