概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

話題株ピックアップ【夕刊】(1):SBG、アステリア、エアロエッジ

注目
2026年5月21日 15時42分

■ソフトバンクグループ <9984>  6,039円  +1,000 円 (+19.9%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率3位

ソフトバンクグループ<9984>が急騰。同社が出資する米オープンAIのIPO(新規株式公開)を巡り、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やモルガン・スタンレー<MS>といった金融機関が目論見書の草案作成を支援しており、早ければ22日にも規制当局へ申請書類を提出する計画だと20日に報じた。9月にも上場できる状態を目指しているという。巨額IPOに関する報道がソフトバンクGへの資金流入を誘う格好となった。同社傘下のアーム・ホールディングス<ARM>の株価も20日に大幅高となっている。

■アステリア <3853>  2,144円  +351 円 (+19.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位

アステリア<3853>が続騰し年初来高値を更新した。イーロン・マスク氏が率いる米スペースXが20日、IPO(新規株式公開)の目論見書に当たる米証券取引委員会(SEC)への申請書類「S-1」を公開した。スペースXについては6月12日にもナスダック市場に上場するとすでに報じられていた。超大型IPOに対して投資家の注目度が一段と高まるなか、同社に対してファンドを通じて出資するアステリアへの物色意欲も高まり、思惑的な資金が流入したようだ。

■AeroEdge <7409>  4,195円  +425 円 (+11.3%)  本日終値

AeroEdge<7409>が急反騰。航空機エンジンの羽根部分に使われるチタンアルミブレードを製造しているが、ほぼ売り上げは海外でフランスのサフラン社と長期供給契約を締結するなど安定した収益基盤を確保している。同社のチタンアルミブレードを搭載するエンジンが増加基調にあるなか、業績も回復色が強い。そうしたなか、20日取引終了後に航空機体用部品の機械加工を手掛けるオノプラント(栃木県上三川町)の全株式を取得し子会社化することを発表した。これに伴う業容拡大効果に期待した買いを呼び込む格好となった。

■ニッコンHD <9072>  6,335円  +563 円 (+9.8%)  本日終値

ニッコンホールディングス<9072>が大幅続伸し、上場来高値を更新した。非公開化に向けて検討に入ったと20日に一部で報じられ、ファンド勢によるTOB(株式公開買い付け)などを巡る思惑が広がり、買いが集まった。米ブルームバーグ通信によると、具体的な提案を募る1次入札を6月初旬に実施する方針であることが分かったという。

■村田製作所 <6981>  6,727円  +563 円 (+9.1%)  本日終値

村田製作所<6981>が大陽線を形成し上値追いを加速、一時10%超の上昇で6788円まで駆け上がり、5月15日につけた上場来高値6541円を大幅更新となった。AIデータセンター関連では、AIサーバーに組み込まれるAI・半導体や最先端メモリーだけではなく、さまざまな部材・デバイスが爆発的に需要を増加させている。同社が手掛ける積層セラミックコンデンサー(MLCC)も典型的なキーデバイスとして特需に沸いている。AIデータセンターは半導体というよりはむしろ電力の塊である。その電源の周囲は電気的な緩衝デバイスであるバッファーやノイズを除去する部品が必要で、GPU周辺はもちろん、中心基板のマザーボードや電源ユニット・配線ネットワークなどあらゆるポイントで必要となる。その役割を担うのがMLCCである。「AIサーバーはこれまでのサーバーとは比較にならないほどMLCCの搭載量が多い」(ネット証券アナリスト)とされ、その爆需の恩恵を享受する筆頭格がMLCCで4割強という断トツの世界シェアを誇る村田製ということになる。同社の27年3月期営業利益は前期比35%増の3800億円を予想するが、市場関係者はこれでもかなり保守的という見方が強い。こうした背景を察知した海外投資家などの大口の実需買いが同社株を押し上げる構図となっているもようだ。

■エクサウィザーズ <4259>  1,188円  +94 円 (+8.6%)  本日終値

エクサウィザーズ<4259>が後場に急伸し、上場来高値を更新した。日本経済新聞電子版が21日、「MS&ADインシュアランスグループホールディングスは6月、自社の保険業務で使う人工知能(AI)を開発する会社を立ち上げる」と報じた。記事によると、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>はエクサWizとジョイントベンチャー(JV)を設立するという。エクサWizは同日午後2時30分に、「本件について5月22日の取締役会に付議する予定」とのコメントを開示した。エクサWizに対しては、収益貢献を期待した買いが集まったようだ。

■日本電子材料 <6855>  7,150円  +440 円 (+6.6%)  本日終値

日本電子材料<6855>が大幅高で3日ぶりに切り返した。前日までの2営業日で630円下落したが、きょうは一時670円高まで買われ1日で2日分の下げを解消。テクニカル的にも、4月以降は75日移動平均線が強力な下値支持ラインとなっている。半導体検査用プローブカードの専業大手で世界でも屈指のシェアを持つ。AIサーバー向けGPU(画像処理半導体)とセットで搭載されるHBM(高帯域幅メモリー)の需要も急増しているが、HBM向けプローブカードは数量・単価ともに高水準であり、同社の収益成長に大いに寄与している。したがって、直近のエヌビディア<NVDA>の好決算発表は同社にとっても間接的に株価の刺激材料となっている。他方、株式需給面での思惑も取り沙汰される。19日付で野村証券が提出した変更報告書では、同社株の買い増しが確認されたが、証券業務による保有(消費貸借契約に伴うもの)としており、これはいわゆる貸株を意味し空売りにつながるケースが多い。しかし、株価はその後いったん下押したものの、ショートスクイーズの形跡も観測される。ミニ踏み上げ的な動きによって、戻りに拍車がかかった可能性を示唆している。

■サンバイオ <4592>  1,518円  +89 円 (+6.2%)  本日終値

サンバイオ<4592>は9日ぶりに大幅反発。20日の取引終了後、同日にアクーゴ脳内移植用注「バンデフィテムセル」が薬価基準に収載されたと発表した。薬価は7271万6528円で、効果・効能は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善。これが株価の刺激材料となったほか、25日移動平均線との下方カイ離率が一時26%を超えるなど売られ過ぎのゾーンにあり、自律反発狙いの買いが集まった。

■トクヤマ <4043>  4,381円  +217 円 (+5.2%)  本日終値

トクヤマ<4043>が5営業日ぶりに反発。同社は20日、台湾の子会社で電子工業用高純度イソプロピルアルコール(高純度IPA)の生産能力を強化すると発表。これが買い手掛かりとなったようだ。これは半導体製造プロセスの微細化・積層化が進むなかで、高純度IPAの品質及び安定供給に対する顧客からの要求が一段と高まっているため。台湾子会社で第2プラントを建設し、28年9月から営業運転を開始する予定だとしている。

■NJS <2325>  5,120円  +215 円 (+4.4%)  本日終値

NJS<2325>が反発。20日の取引終了後に、子会社FINDiが閉鎖空間や狭小環境での水中調査に対応した水中ドローン「FF2」を開発し、6月に予約販売を開始すると発表しており、好材料視された。新製品は、水中調査や映像の撮影に加え、位置情報や航行軌跡を統合的に取得・可視化できる調査支援システムを搭載し、調査から報告書作成までを一体的に行うことで調査業務の大幅な効率化を実現する。マンホールからの投入が可能なサイズで、最大水深300メートル、最大速度4ノット、最長9時間の稼働により、厳しい環境下でも安定した調査が可能としている。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集