概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

話題株ピックアップ【夕刊】(1):Fスターズ、オンコリス、Syns

注目
2026年5月22日 15時43分

■フィックスターズ <3687>  1,970円  +400 円 (+25.5%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ

フィックスターズ<3687>は後場ストップ高に買われた。きょう午前11時30分ごろ、グループ会社が展開する量子コンピューティング向けソフトウェア開発環境「Fixstars Amplify SDK」で、拡張機能「Amplify Quantum」の提供を始めたと発表しており、材料視した買いを集めた。今回提供を始めた拡張機能により、米IBM<IBM>が推進する「IBM Quantum」、アマゾンウェブサービスが提供する「Amazon Braket」などへの接続がより簡便に行えるようになり、ゲート型量子コンピューターへの対応が強化されるという。なお、米商務省が21日、CHIPS・科学法にもとづき20億1300万ドルを出資する意向表明書(LOI)9件に署名したと発表したことから、米国市場で10億ドルを受け取るIBMが急騰。日本市場においても量子コンピューター関連銘柄は物色人気を高め、Fスターズの株価は寄り付きから騰勢を強めていた。

■オンコリス <4588>  2,797円  +500 円 (+21.8%) ストップ高   本日終値

オンコリスバイオファーマ<4588>は続急伸。きょう寄り前、21日に開催された厚生労働省の薬事審議会再生医療等製品・生物由来技術部会が腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン注」について通常承認することを了承したと発表しており、株価の支援材料となった。効能効果は根治切除及び化学放射線療法の適応とならない食道癌とする。正式な承認及び薬価収載の過程を経て、予定通り今期中に発売される見通し。

■Synspective <290A>  1,813円  +292 円 (+19.2%)  本日終値

Synspective<290A>が大幅高。野村証券は21日、同社株の目標株価を1753円から2082円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「バイ」を継続した。海外展開の加速を見込み目標株価を見直した。小型SAR衛星運用企業は世界で5社程度にとどまり運用機数も限定的だが、国家安全保障需要が欧州やアジアで拡大し、中期では米国市場も有望。このなか、同社の海外売上高は28年頃から拡大すると予想。SAR衛星コンステレーションを構築し、同社が世界有数のSAR衛星データを蓄積できるチャンスがあると指摘。宇宙サービス関連では最も有望ともみている。

■日本ケミコン <6997>  3,365円  +442 円 (+15.1%) 一時ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率2位

日本ケミコン<6997>が一時ストップ高まで買われた。同社はきょう、車載SRSエアバッグ装置及びAIサーバー用途に最適なリード形アルミ電解コンデンサー「LBYシリーズ」を開発したと発表。これが材料視されたようだ。LBYシリーズは、新開発の高倍率アルミニウム電極箔を採用することで、従来シリーズに比べて最大約23%の高容量化を実現。既にサンプル対応中で、9月から量産を開始する予定だとしている。

■リミックスポイント <3825>  221円  +25 円 (+12.8%)  本日終値

リミックスポイント<3825>は大幅続伸。この日、経済産業省が推進する「令和7年度補正 業務産業用蓄電システム導入支援事業」において、DR(ディマンドリスポンス)メニューを提供する小売電気事業者として登録されたと発表しており、好材料視された。DRは電力需給がひっ迫した際に、顧客が電力使用量を制御することで電力需給の調整を図る仕組み。通常、業務産業用蓄電システムの導入には数千万円規模の初期費用がかかるが、同社の「リミックスでんき」が提供する高圧向け市場連動型電力プラン「JEPXスタンダードプラン」の契約と、対象となる同社取り扱いの蓄電システムをセットで採用することで補助金を活用でき、初期費用負担の軽減が可能になるとしている。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,757円  +718 円 (+11.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位

ソフトバンクグループ<9984>が連日で急騰し、上場来高値に接近している。前日は同社が出資する米オープンAIが近くIPO(新規株式公開)を申請すると伝わったことを受け、ストップ高に買われた。その後の21日の米株式市場では、ソフトバンクG傘下のアームホールディングス<ARM>が16%を超す上昇。エヌビディア<NVDA>の決算発表後に、アームのデータセンター向けCPU「AGI CPU」も旺盛な需要の恩恵を享受できるとの見方が広がったもようだ。22日のソフトバンクGはアーム株急伸という新たな追撃材料をもとに水準を一段と切り上げ、日経平均株価を押し上げる要因となっている。

■住友電気工業 <5802>  11,820円  +1,090 円 (+10.2%)  本日終値

住友電気工業<5802>がマドを開けて急伸。21日、ドイツの送電事業者アンプリオンから、高圧直流ケーブルの大型プロジェクトを受注したと発表した。契約金額は約20億ユーロ(約3600億円)で、同社グループが受注する単一案件として過去最大となるという。中長期的な業績押し上げ効果を見込んだ買いが集まった。定格容量2ギガワット、ルート長530キロメートルの大型案件で、「ライン・マイン・リンク」送電プロジェクトの一部を構成。完工は2032年を予定している。

■朝日放送HD <9405>  845円  +65 円 (+8.3%)  本日終値

朝日放送グループホールディングス<9405>が大幅続伸。21日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を125万株(自己株式を除く発行済み株数の2.99%)、または10億円としており、取得期間は5月22日から来年3月31日まで。資本収益性の改善及び株主還元の拡充を通じて中長期的な企業価値の向上を目指すとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するために実施する。

■ダイセル <4202>  1,265円  +87.5 円 (+7.4%)  本日終値

ダイセル<4202>が後場終盤になって上げ幅を拡大。午後3時ごろに、5月12日の決算発表時には未定としていた27年3月期の配当予想について、前期比10円増の年70円(中間・期末各35円)とすると発表したことが好感された。同時に新たな中期戦略を発表し、最終年度である31年3月期に売上高7500億円(27年3月期予想5950億円)、営業利益1000億円(同425億円)を目指すとした。セルロース事業の強化に加えて、成長を牽引するエンプラ事業やセイフティ事業に成長投資を実施するとしている。

■安川電機 <6506>  7,052円  +354 円 (+5.3%)  本日終値

安川電機<6506>が続伸。SMBC日興証券は21日、同社株の目標株価を5800円から8100円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。半導体の回復を背景に27年2月期の過去最高益更新を予想している。具体的には(1)円安効果、(2)モーションコントロール事業のうち半導体製造装置(SPE)向け需要の回復――を織り込み今期連結営業利益は従来予想の583億円から701億円(会社計画600億円)に上方修正した。また、6月発表される予定の新中期経営計画に注目している。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集