ダウ平均はプラス圏に浮上 アルファベットが下落もIT・ハイテクはしっかり=米国株序盤
NY株式2日(NY時間12:18)(日本時間01:18)
ダウ平均 51181.29(+102.41 +0.20%)
ナスダック 27137.82(+51.01 +0.19%)
CME日経平均先物 67430(大証終比:+680 +1.01%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は上昇。序盤は下げて始まったもののすぐにプラスに浮上している。ナスダックも同様の展開。前日の過去最高値更新を消化する一方、投資家は米国とイランを巡る最新動向や大手IT・ハイテクの値動きを注視している。
序盤はアルファベット<GOOG><GOOGL>が下落し、雰囲気を圧迫していた。前日引け後にAIインフラの投資資金を確保するため、総額800億ドルの増資を実施すると発表。この資金調達にはバークシャー<BRK.B>による100億ドルの出資も含まれる。
アナリストは「今回の発表は最終的にネガティブだ」と指摘。「規模、成長率、利益率、キャッシュフローの面で資本主義史上最高クラスのビジネスモデルを持つ企業ですらAI投資を内部資金だけで賄えないのであれば、他にどの企業が可能なのか」と述べている。
一方、HPエンタープライズ<HPE>が決算を受けて大幅高となっていることはIT・ハイテク株をサポートしている。今四半期の強気見通しと通期ガイダンスの上方修正が予想を大幅に上回った。第2四半期の決算は2018年以来最大の利益上振れとなった。
マーベル<MRVL>も大幅高。エヌビディア<NVDA>のフアンCEOが、同社は次の時価総額1兆ドル企業になる可能性があると発言したことが材料視されている。フアンCEOは「コンピューティング処理を細分化し、データセンター全体へ分散させる際に必要なのは接続性だ。そのためマーベルは極めて重要な存在だ」と評価した。
ストラテジストは「上昇相場の終了を示すサインはまだ見られない。S&P500は9週連続で上昇しており、短期・中期・長期のモメンタムはいずれも良好だ」と指摘。また、「急騰後に短期間の調整を挟み再び上昇するフラッグ型パターンが複数確認されている」とも説明した。デル<DELL>がその代表例だという。「上昇ペースは非常に急激だが、現時点で過熱感を示す明確な売りシグナルは確認されていない」と述べている。
一方、中東情勢は情報が錯そうし、和平合意が形成され、ホルムズ海峡が再開されるのか、不透明な情勢が続いている。市場では、中東情勢を巡る不透明感が引き続き重要なリスク要因として意識されているが、期待感は根強い。
HPエンタープライズ<HPE> 55.02(+8.02 +17.07%)
マーベル<MRVL> 283.15(+63.72 +29.04%)
アップル<AAPL> 312.24(+5.93 +1.94%)
マイクロソフト<MSFT> 444.81(-15.71 -3.41%)
アマゾン<AMZN> 259.14(-2.12 -0.81%)
アルファベットC<GOOG> 363.74(-8.84 -2.37%)
アルファベットA<GOOGL> 367.25(-9.12 -2.42%)
テスラ<TSLA> 421.26(+5.38 +1.29%)
メタ<META> 607.37(+6.90 +1.15%)
エヌビディア<NVDA> 225.16(+0.80 +0.36%)
AMD<AMD> 514.92(+4.79 +0.94%)
イーライリリー<LLY> 1069.18(-13.02 -1.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース