概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

株価指数先物【寄り前】 リバランスが優勢も、押し目狙いのロング対応

市況
2026年6月4日 8時13分

大阪3月限ナイトセッション

日経225先物 68130 -430 (-0.62%)

TOPIX先物 3965.5 -35.5 (-0.88%)

シカゴ日経平均先物 68240 -320

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

3日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。米中央軍が、イランの石油積み出し拠点カーグ島に向かった船舶を攻撃し、航行不能にしたと公表。一方で、イランは米軍基地に弾道ミサイルを発射したほか、ドローンでクウェートの空港を攻撃したと報じられた。外交努力が行き詰まるなかで、事態が激しい攻撃の応酬に発展していることを受けて、WTI原油先物価格が1バレル=96ドル台に上昇したことで、利益確定の売りが優勢となった。原油価格の高止まりによるインフレ懸念が意識され、米長期金利の上昇も重荷になっている。

NYダウ構成銘柄では、ウォルマート<WMT>、アムジェン<AMGN>、キャタピラー<CAT>、シャーウィン・ウイリアムズ<SHW>、シェブロン<CVX>が買われた。半面、IBM<IBM>、セールスフォース<CRM>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、エヌビディア<NVDA>、アメリカン・エキスプレス<AXP>が軟調。

シカゴ日経平均先物の清算値は、大阪比320円安の6万8240円だった。3日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比30円高の6万8590円で始まった。6万8750円まで買われた後は利益確定に伴うロング解消が優勢となり、米国市場の取引開始後には6万7980円まで売られる場面もみられた。売り一巡後は6万8000円~6万8400円辺りで保ち合い、日中比430円安の6万8130円でナイトセッションの取引を終えている。

シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まることになろう。イラン情勢を巡る報道に振られやすい状況が続いており、WTI原油先物が上昇しているため、ロング解消などリバランスが入りやすいだろう。また、トランプ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は、イラン戦争の幕引きを巡り対立しているとの報道もあって投資家心理を神経質にさせそうだ。もっとも、前日の日経225先物は2.7%超の上昇で6万8000円台に乗せていることもあり、短期的な過熱感による利食いは想定内であろう。

ナスダック指数は10日ぶりに反落したが、フィラデルフィア半導体株(SOX)指数は5日続伸で連日の最高値更新となった。指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株への利食いが意識されるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強く、日経平均型優位の需給状況が続きそうだ。

日経225先物は上向きで推移するボリンジャーバンドの+1σ(6万5940円)と+2σ(6万8630円)によるレンジを継続しており、足もとで+2σに沿ったトレンドを形成している。+2σ水準では強弱感が対立する可能性はあるが、来週末には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えている。急ピッチの上昇でヘッジ対応の動きも意識されやすいなかでは、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

そのため、オプション権利行使価格の6万7500円から6万9000円のレンジを想定する。週足の+2σは6万9240円まで切り上がっており、同バンドを捉えてくる局面では、一段と上へのバイアスが強まる可能性もあろう。

3日の米VIX指数は16.06(2日は15.77)に上昇した。一時16.63まで切り上がる場面もみられたが、引き続き下向きで推移する25日移動平均線(17.07)が上値抵抗線として機能しているほか、200日線(18.43)からは明確に下放れる形状であり、リスク選好に向かわせそうである。

3日のNT倍率は先物中心限月で17.13倍(2日は17.01倍)に上昇した。上向きで推移する+2σ(17.07倍)に沿ったトレンドを続けており、一時17.16倍まで上昇する場面もみられた。米国市場の流れから利食いに伴うリバランスが意識されそうだが、同バンドを上回っての推移が継続するようだと、押し目ではNTロングを組成する動きに向かわせやすい。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集