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話題株ピックアップ【昼刊】:フェローテク、エディオン、KeePer

注目
2026年6月4日 11時37分

■フェローテック <6890>  8,820円  +870 円 (+10.9%)  11:30現在

フェローテック<6890>が切り返し急。同社は4日の寄り前に、3日午後4時から開催したアナリスト・機関投資家向け決算説明会の質疑応答の内容を開示した。26年12月期の業績見通しに関して、「営業サイドの期待感を持った数字、目指す数字」としたうえで、「売り上げ4000億円は追及したい。営業利益も500億円くらい行けるんじゃないか」とのコメントがあったと公表している。5月15日に公表した業績見通しでは売上高予想は3500億円、営業利益予想は380億円となっている。質疑応答の内容から、業績上振れ期待が膨らみ、買いが集まった。説明会のなかではこのほか、光通信トランシーバー向けのサーモモジュールについて、月産400万枚から600万枚へキャパシティーを増やしていると明らかにしたうえで、今年いっぱいで月産900万枚まで増加させる意向を示したという。マレーシア・クリム第2工場は10月に竣工式を行う意向で、クリム第3工場に関しては、検討をしているが建屋は借りる予定だとコメントした。同社は業績予想の修正が必要となった場合は適時適切に公表する方針。質疑応答の詳細については後日改めて開示するとしている。

■エディオン <2730>  2,626円  +252 円 (+10.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位

エディオン<2730>がマドを開けて急伸し、年初来高値を更新した。4日付の日本経済新聞朝刊が、「家電量販最大手のヤマダホールディングス(HD)と大手のエディオンが経営統合する方針であることが3日、わかった」と報じた。持ち株会社を設立し、傘下に両社がぶら下がる案を軸に検討すると伝えている。報道を受け、エディオンは4日の寄り前にコメントを開示。「経営統合について検討していることは事実」としたうえで、5日の取締役会で決議する予定だとした。ヤマダホールディングス<9831>も4日寄り前に、経営統合の検討をしていることは事実とし、5日の取締役会で決議する予定だと開示している。エディオンに対しては株式交換比率などへの思惑が広がる格好となったもようだ。ヤマダHDも買われ、年初来高値を更新した。

■KeePer技研 <6036>  2,942円  +218 円 (+8.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位

KeePer技研<6036>がカイ気配スタート、底値圏での三角もち合いを経て戻りトレンドへの移行を鮮明としている。自社開発技術に基づくカーコーティングを展開する。同社が3日取引終了後に発表した5月の全社売上高は前年同月比51.6%増と急拡大した。ゴールデンウィークに絡み新車の納車が急増したことや全国的に降雨量が少なく、花粉や黄砂による汚れが付きやすかったこともあり、洗車需要も旺盛だった。なお、6月からサービス価格を値上げするが、会社側によれば「5月中に予約した場合は値上げ前の価格で施工する」ということを明示したこともあって、6月以降の施工も多くなるとの見通しを示している。

■三菱重工業 <7011>  3,757円  +184 円 (+5.2%)  11:30現在

三菱重工業<7011>が続伸し底値圏で赤三兵(三陽連)を示現。全体相場が主力銘柄中心にリスクオフに傾くなか強調展開を維持し異彩を放っている。防衛関連銘柄のシンボルストックだが、同社株だけではなく “防衛三羽烏”に位置付けられるIHI<7013>や川崎重工業<7012>などもここ株価は大幅な調整を強いられ揃って年初来安値圏に沈んでいた。しかし、目先売り一巡感からリバウンド狙いの買いを誘導している。三菱重は今週2日にAI開発スタートアップのプリファードネットワークス(東京都千代田区)と業務提携契約を締結したことを発表し、防衛装備品などに搭載する国産AI技術の開発に取り組む姿勢を明示している。プリファードはスーパーコンピューターなどの計算基盤を有し、AI半導体の自社開発・実装までワンストップで手掛けられる強みがある。片や三菱重は米パランティアテクノロジーズ<PLTR>などAIに長じた軍事テック企業のビジネスモデルを意識しているもようで、プリファードとのテクノロジー融合によって、安全保障や社会インフラ分野のビジネス領域の深耕を目指す構えだ。

■千葉銀行 <8331>  2,366円  +27.5 円 (+1.2%)  11:30現在

千葉銀行<8331>や横浜フィナンシャルグループ<7186>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>が堅調。全体相場が調整色を強めるなか、地銀株の逆行高が目立ち、メガバンクも下値の堅さを示している。日銀の植田和男総裁は3日夕方、東京都内で講演し、「先行き、経済の下振れリスクに比べて、物価の上振れリスクが高まると判断される場合」には、経済や金融市場への悪影響を防ぎ、物価安定目標を持続的・安定的に実現していくという観点から「利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」との見解を示した。6月15~16日の金融政策決定会合において、日銀が利上げに踏み切る可能性が意識されていたなかで、総裁の発言は市場の見立てを補強するものとなった。政策金利の引き上げを受け市中金利が上昇し、更に預金金利と貸出金利の利ザヤが拡大するとの期待感から、銀行株を物色する姿勢が強まったとみられている。りそなホールディングス<8308>やSBI新生銀行<8303>なども底堅く推移している。

■アークランズ <9842>  1,852円  +10 円 (+0.5%)  11:30現在

アークランズ<9842>はしっかり。3日取引終了後、5月の売上高前年同月比推移を発表。小売り事業の既存店売上高は前年同月比10.8%増と、プラス基調を維持した。客数、客単価ともに増加した。全店ベースでも同15.2%増だった。一方、外食事業では「かつや」既存店売上高が前年同月比4.8%減とマイナス基調を継続。客単価は上昇したものの、客数の減少を補いきれなかった。ただ、全店ベースでは同0.9%増と小幅プラスとなった。

■ワールド <3612>  1,475円  +7 円 (+0.5%)  11:30現在

ワールド<3612>は底堅い。3日の取引終了後、5月度の国内小売事業月次売上概況を発表した。既存店売上高は前年同月比4.9%増と3カ月ぶりに前年実績を上回っており、材料視した買いが下値に入っているようだ。休日数が前年より2日多かったことが約3.9ポイント押し上げたと推計されることに加えて、気温上昇を捉えた夏物商品の稼働が高まったことが寄与した。また、アパレルブランドでMD改革の好循環が広がる手応えを得られ、先月のアンタイトルに続き、タケオキクチやシューラルーなどにもその効果が波及し始めた。なお、店舗売り上げとEコマース売り上げを合わせた国内小売売上高は同15.0%増だった。

■積水樹脂 <4212>  2,086円  +8 円 (+0.4%)  11:30現在

積水樹脂<4212>がしっかり。3日の取引終了後、英ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドらによる積水樹の株式保有割合が、共同保有者分を含めて7.09%から8.17%に上昇したことが明らかになり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書で判明した。報告義務発生日は5月27日。ニッポン・アクティブは保有目的の項目において「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」と記載している。

■地盤HD <6072>  1,474円  -400 円 (-21.3%) ストップ安   11:30現在

地盤ネットホールディングス<6072>は反落。東京証券取引所が4日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られている。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。

■ソフトバンクグループ <9984>  7,449円  -866 円 (-10.4%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位

ソフトバンクグループ<9984>が10%を超す下げとなった。2日に上場来高値9074円をつけた後は頭打ちとなり、4日に入り8000円台を割り込むと調整色を強める展開となっている。ブロードコム<AVGO>が3日に発表した26年2~4月期の決算は売上高が市場予想に届かず、時間外取引で同社株は急落。米株価指数先物も時間外取引で水準を切り下げている。AI半導体関連株への売り圧力が顕在化するなか、ソフトバンクGについては需給面で信用買い残が大きく積み上がった状況にあり、利益確定目的の売りに拍車がかかったもようだ。同社の時価総額は国内ではトヨタ自動車<7203>を抜いてトップの座を射止めていたが、4日午前の段階では2位に陥落。再びトヨタが首位に浮上することとなった。

■セイワホールディングス <523A>  1,878円  -167 円 (-8.2%)  11:30現在

セイワホールディングス<523A>は朝高後値を消した。同社は3月27日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄。3日の取引終了後、子会社で主に半導体関連部品向けめっきを手掛ける冨士鍍金工業所が三鷹金属工業の金属表面処理(めっき)事業を19日に譲受すると発表しており、寄り付きは上昇して始まったものの、買い一巡後は売りに押された。今回の事業譲受を経て、積極的な人材採用及び設備投資を進めることで、冨士鍍金工業所の製造キャパシティーが35%ほど増える見通し。今後想定される半導体需要の拡大に向け生産基盤を強化するとともに、名古屋エリアにおける営業基盤を拡大する。なお、譲受価格は非公開としている。

■INPEX <1605>  3,608円  -99 円 (-2.7%)  11:30現在

INPEX<1605>は3日ぶり反落。3日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比2.26ドル高の1バレル=96.02ドルと上昇した。中東での攻撃の応酬が伝わり、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉進展の期待が後退するなか、原油価格は強含む状態となっている。ただ、WTI価格は日本時間の午前9時時点では95ドル前後へやや軟化している。INPEXの株価は前日まで続伸していただけに、きょうは利益確定売りが優勢となっている様子だ。

■オンコリス <4588>  2,501円  -18 円 (-0.7%)  11:30現在

オンコリスバイオファーマ<4588>は軟調推移。3日の取引終了後、腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」に関し、新たな適応である下部直腸がん及び肛門がんを対象としたフェーズ1b・2a臨床試験の治験届をPMDA(医薬品医療機器総合機構)に提出したと発表した。術前化学放射線療法にOBP-301を併用投与し、有効性と安全性を評価する。26年12月期に投与を開始する計画としている。発表を手掛かりとして寄り付きは高く始まったものの、買い上がる姿勢は限られ、利益確定売りに押される展開となった。

■内田洋行 <8057>  1,970円  -10 円 (-0.5%)  11:30現在

内田洋行<8057>は冴えない値動き。3日取引終了後、第3四半期累計(25年7月21日~26年4月20日)の連結決算を発表。売上高は3143億7300万円(前年同期比34.2%増)、純利益は121億7800万円(同45.1%増)だった。GIGAスクール構想による1人1台端末の更新需要が寄与した。決算とあわせて26年7月期通期の業績予想を見直し、売上高を4180億円から4210億円(前期比24.9%増)へ上方修正した。利益の押し下げ要因があったため営業利益は据え置いたものの、株式売却益の計上を見込んで純利益は108億円から115億円(同17.0%増)へ引き上げた。また、株式分割考慮ベースで配当予想も66円から72円(前期60円)に増額した。これを受けた株価の反応は限定的となっている。

■クオンタムS <2338>  146円  +30 円 (+25.9%)  11:30現在

クオンタムソリューションズ<2338>は朝安後切り返し、7日ぶりに急反発している。きょう午前9時ごろ、保有する暗号資産イーサリアム(ETH)を一部売却し、AIインフラストラクチャ事業の推進に必要な資金を確保すると発表しており、株価の支援材料となっている。最大1875ETHを6月4日から10月30日にかけて売却する。得られた資金はデータセンター契約に関する保証金及び初期費用やGPUサーバーその他関連設備の導入費用などに充当する。今期の業績に与える影響は現在精査している。

■ジーネクスト <4179>  398円  +80 円 (+25.2%) ストップ高   11:30現在

ジーネクスト<4179>が急騰。同社は3日取引終了後、業務提携先であるアルメニアのエレブエイトAIが同国に開所したAIデータセンターに関し、同データセンターを計算基盤とする日本ローカライズ版GPUクラウドサービス「G-NEXT GPUクラウド」の商談受付を開始したと発表。これが材料視されているようだ。受付内容は「具体的なユースケースに基づく計算資源規模・構成の提案」「料金プラン・契約条件に関する個別の相談」「概念実証(PoC)・トライアル利用に関する相談」など。既に研究機関、大手・中堅企業、AIスタートアップ、SIer及びクラウド事業者など幅広い顧客から想定を上回る問い合わせを受けているという。

●ストップ高銘柄

イオレ <2334>  638円  +100 円 (+18.6%) ストップ高   11:30現在

など、2銘柄

●ストップ安銘柄

テクノマセマティカル <3787>  258円  -80 円 (-23.7%) ストップ安   11:30現在

など、2銘柄

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