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ダウ先物は上昇もナスダック100は大幅安 米雇用統計はFRBのタカ派姿勢を正当化=米国株

市況
2026年6月5日 21時56分

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:44)(日本時間21:44)

ダウ先物 51733(+62.00 +0.12%)

S&P500 7558.75(-42.25 -0.56%)

ナスダック100先物 30118.75(-369.50 -1.21%)

きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物は上昇しているものの、ナスダック100は大幅続落。前日のIT・ハイテク株売りが本日の時間外でも続いており、ナスダックは大幅安でのスタートが見込まれる。

先ほど5月の米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数(NFP)が17.2万人増と予想を大きく上回り、前回分も上方修正された。3、4月に続く労働市場の基調の強さが証明され、2月の落ち込みからの持ち直しが一時的ではないことが示される。失業率も4.3%と低水準を維持しており、FRBのタカ派姿勢を正当化する内容ではああった。

米国債利回りも急上昇しており、短期金融市場では年内のFRBの利上げ確率を一時完全に織り込む場面が見られた。指標発表後に米株式市場はややネガティブな反応を示し、ダウ先物は一時下げに転じる場面が見られたものの、すぐにプラスに復帰している。

半導体中心にIT・ハイテク株への利益確定売りが強まる中、他セクターへの資金シフト(ローテーション)の動きも見られており、前日はヘルスケアや金融に買いが膨らんでいた。

一部からは「物色対象が広がることを多くの投資家は望んでいる。今は単にマグニフィセント7から離れるという話ではなく、半導体製造装置やハードウェア関連から資金が分散し始めている」との声も出ている。

一方「AI向け計算能力やデータセンター建設に対する需要は、2030年にかけて非常に強力な追い風となる」と、AI関連投資の長期的な成長見通しには依然として自信を示した。

なお、S&P500は前日時点までで、小幅ながらも10週連続の上昇となっている。本日上昇して終えられれば、1985年以来最長の週間連騰記録となる。

スポーツアパレルのルルレモン・アスレティカ<LULU>が決算を受け時間外で大幅安。足元で事業環境の逆風に直面しており、それを踏まえて通期見通しを引き下げた。

SaaSプラットフォームのサービスタイタン<TTAN>が決算を受け時間外で大幅高。アナリストは「非の打ちどころのない四半期決算」と評した。

損保業界向けシステムのガイドワイア<GWRE>が決算を受け時間外で大幅安。第4四半期のサブスク売上高の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。

(NY時間08:54)(日本時間21:54)時間外

ルルレモン<LULU> 109.80(-15.12 -12.10%)

サービスタイタン<TTAN> 84.93(+10.60 +14.27%)

ガイドワイア<GWRE> 132.76(-18.41 -12.18%)

アップル<AAPL> 312.55(+1.32 +0.42%)

マイクロソフト<MSFT> 429.26(+1.21 +0.28%)

アマゾン<AMZN> 252.01(-1.78 -0.70%)

アルファベットC<GOOG> 365.23(-4.04 -1.09%)

アルファベットA<GOOGL> 368.10(-4.09 -1.10%)

テスラ<TSLA> 420.51(+2.06 +0.49%)

メタ<META> 622.50(-5.07 -0.81%)

エヌビディア<NVDA> 214.85(-3.81 -1.74%)

AMD<AMD> 506.00(-17.20 -3.29%)

イーライリリー<LLY> 1145.00(+19.73 +1.75%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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