株価指数先物【昼】 買い一巡後は+1σ水準での攻防
日経225先物は11時30分時点、前日比2120円高の6万6600円(+3.28%)前後で推移。寄り付きは6万6600円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万6390円)を上放れる形で、ギャップアップで始まった。上へのバイアスが強まるなかで、中盤にかけて6万7190円まで買われる場面もみられた。買い一巡後は利益確定に伴うロング解消や短期的なショートが入り、6万5960円まで上げ幅を縮めたが、終盤にかけて再びロング優勢のなかで6万6600円~6万6800円辺りでの推移となった。
米国とイランの戦闘終結に向けた最終合意が近いとの見方から、半導体やAI関連株を中心に買いの勢いが強まった。キオクシアホールディングス<285A>が連日の大幅高となり、トヨタ自動車<7203>[東証P]を抜いて時価総額トップになったほか、東京エレクトロン<8035>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]などが日経平均型を牽引。SQ値は概算で6万6698.04円となり、日経平均株価はこれを上回ったことで、投資家心理を明るくさせている。
ただ、買い一巡後の日経平均株価はSQ値を挟んでの推移をみせていることもあり、持ち高調整のロング解消は入りやすいだろう。ボリンジャーバンドの+1σ(6万6710円)水準では強弱感が対立しやすい。また、米国とイランの停戦合意を見極めたいところである。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株への物色が続くだろうが、ヘッジの動きから相対的にTOPIX型が弱含む可能性はありそうだ。
NT倍率は先物中心限月で17.05倍(11日は16.81倍)に上昇した。寄り付きは17.03倍とマドを空けての上昇で、一気に+1σ(16.92倍)を上回ってきた。+2σ(17.34倍)とのレンジに移行してきたことで、押し目ではNTロングの組成に向かわせそうである。
株探ニュース