概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

話題株ピックアップ【夕刊】(1):テラドローン、北川精機、JX金属

注目
2026年6月16日 15時42分

■Terra Drone <278A>  8,750円  +1,500 円 (+20.7%) ストップ高   本日終値

Terra Drone<278A>はストップ高。15日取引終了後、ウクライナの迎撃ドローン企業「アメイジング・ドローンズ」と「ウィニーラボ」の買収を発表した。欧州の防衛事業拠点として新設したエストニア子会社の傘下に2社を置き、連結孫会社とする。テラドローンは2社の持ち分を取得することを今春に発表していたが、その際は持ち分比率を明らかにしておらず、今回50%の持ち分を保有していることを明らかにした。また、ウクライナの固定翼型無人航空システムメーカー「ベソマー」との間で合弁会社設立に向けた準備を始めることも発表した。27年1月期中の設立を予定する。出資比率は非開示。この合弁会社を通じて偵察用ドローン「Terra C1」をはじめとする無人航空システムや防衛ソリューションの提供・開発を行う。これらの適時開示が材料視されたようだ。同時に発表した第1四半期(2~4月)連結決算は、売上高が10億1000万円(前年同期比6.6%増)、営業損益が4億3400万円の赤字(前年同期2億8300万円の赤字)だった。あわせて、新株予約権の発行で約145億円(手取り概算額)を調達することを明らかにした。

■北川精機 <6327>  4,445円  +700 円 (+18.7%) ストップ高   本日終値

北川精機<6327>が前日に続き大幅続伸。5日・25日移動平均線が3500円近辺で絡み合いゴールデンクロスを目前に捉えるが、この両移動平均線を一足先にマドを開け上放れ戻り足を鮮明としている。同社はプリント基板の真空プレス機を主力製品として手掛け、特にAIサーバー向け銅張積層板(CCL)成形用真空大型プレス機への引き合いが高水準で収益を押し上げている。26年6月期営業利益は前期比30%増の8億1000万円と高変化を見込むが、市場では進捗率を考慮して増額修正余地が大きいとの見方が強い。場合によっては08年6月期の営業利益8億7300万円を上回り、18期ぶりの過去最高利益更新となる可能性も意識されているもようで、時価は調整十分で値ごろ感からの買いを誘導している。

■JX金属 <5016>  4,466円  +700 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ

JX金属<5016>がストップ高に買われた。同社は16日、光通信分野向け結晶材料のインジウムリン基板の生産能力強化に向け、今後4カ年で最大1200億円の設備投資を実施すると発表した。増産による収益拡大効果を期待した買いが集まったようだ。インジウムリン基板は光通信分野において光トランシーバーに使用される。データセンター向けの光通信インフラ需要が拡大するなか、従来から生産を行っている磯原工場に加え、新たにひたちなか地区においても生産体制を強化する。これまでに公表した投資分とあわせて、2025年度と比べて生産能力を7~10倍に引き上げる予定。安定供給体制を構築するため、顧客に対して価格改定の要請も進めているという。JX金属は主力製品である半導体スパッタリングターゲットに並ぶ収益の柱として成長させていく方針としている。

■パーク24 <4666>  2,162.5円  +298 円 (+16.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位

パーク24<4666>は続急騰。15日の取引終了後、26年10月期第2四半期累計(25年11月~26年4月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の4100億円から4110億円(前期比1.2%増)、営業利益予想を415億円から425億円(同13.1%増)、最終利益予想を260億円から440億円(同2.8倍)に引き上げており、好感した買いが集まった。4月中間期の業績が従来計画から上振れして着地。同期間の売上高は前回予想の2015億円に対し2022億7500万円(前年同期比4.6%増)、営業利益が162億円に対し172億9500万円(同9.6%増)、最終損益が190億円の赤字に対し296億5700万円の黒字(同6.0倍)になった。英国事業の再編に伴い連結範囲から除外する純資産を精査した結果、特別損失の合計額が当初の想定を大きく下回ることになった。同時に5月の月次速報数値を開示。国内の駐車場事業におけるタイムズパーキングの売上高は173億1700万円(前年同月比9.6%増)と増収基調が続いた。また、あわせて20年10月期に中止した株主優待制度の再開を発表。10月末を基準日として100株以上を保有する株主に、カーシェアリングサービス「タイムズカー」へ入会した場合に基本料金が3カ月間無料になる入会特典を提供する。また、保有株式数と継続保有期間に応じ、同サービスで使用できる「カーシェアeチケット」(1枚880円分)を2~8枚贈呈する。

■テラプローブ <6627>  12,370円  +1,630 円 (+15.2%)  本日終値

15日に発表した「5月売上高は46.6%増」が買い材料。

5月売上高は前年同月比46.6%増と増収基調が続いた。

■SWCC <5805>  13,740円  +920 円 (+7.2%)  本日終値

SWCC<5805>が大幅に3日続伸。SBI証券は15日、同社株の投資判断を3段階で真ん中の「中立」から最上位の「買い」に引き上げた。目標株価は1万1730円から1万6020円に見直した。通信・コンポーネンツ事業に関して、課題はあるものの同社では構造改革(拠点閉鎖や不採算製品の撤退)を進めており、戦略製品の成長期待も加味して同事業が中期的に伸びていくシナリオについて従来よりも解像度が高くなっている、と判断した。同社の営業利益は今後拡大し、ROEも高水準維持が可能と予想。

■ノリタケ <5331>  4,230円  +210 円 (+5.2%)  本日終値

ノリタケ<5331>が後場一段高。同社はきょう、研磨剤として使用されるレアアース酸化物である酸化セリウムの使用量を大幅に低減できるガラス基板用研磨パッド「AQUCERIA」を開発したと発表。これが材料視されたようだ。この製品は、酸化セリウムをパッドに内包する構造としたことで、研磨剤スラリーを使用せず、水のみでの研磨が可能。先端半導体パッケージ向けガラス基板の研磨に加え、イメージセンサー、ハードディスク向けガラス基板、光学ガラスの研磨など幅広い用途への適用が可能だとしている。

■テスホールディングス <5074>  912円  +44 円 (+5.1%)  本日終値

テスホールディングス<5074>は大幅に4日続伸。きょう午前10時ごろ、東京センチュリー<8439>と京都府福知山市における大型系統用蓄電池事業を本格始動したと発表しており、株価の刺激材料となった。東京センチュが100%出資する特別目的会社(SPC)が事業主体となり、テスHD子会社のテス・エンジニアリングが設計・調達・建設(EPC)を一括で担う。同事業の系統用蓄電所は送電端出力が約50メガワット、蓄電容量が約209メガワットアワーで、2028年6月から運転を始める。

■住友ファーマ <4506>  1,487円  +68.5 円 (+4.8%)  本日終値

住友ファーマ<4506>は高い。SMBC日興証券が15日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ引き上げており、これが材料視された。証券会社によると、足もとの株価下落によって投資妙味が高まったと見て投資評価を引き上げるという。一方、目標株価は2600円から2000円へ引き下げた。オルゴビクス大型化で米国IRAの薬価引き下げリスクが浮上と指摘し、その上でオルゴビクスの次期マイルストンや血液がん治療薬の提携に期待との見方を示した。

■キオクシア <285A>  94,720円  +3,810 円 (+4.2%)  本日終値

キオクシアホールディングス<285A>が4連騰。前日に初の9万円台に乗せほぼ高値引けとなったが、依然として買い気は衰えず、未踏の10万円大台が意識される状況となってきた。時価総額は50兆円台まで膨らみ、既にトヨタ自動車<7203>を抜き去り、全上場企業ベースで首位となっている。売買代金も連日3兆円台をこなすなど2位以下を大きく引き離す状況が常態化しており、国内外機関投資家の“持たざるリスク”を背景とした実需買いニーズの強さを映し出している。前日の米国株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.4%高と急騰しており、個別でも半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジー<MU>が10.8%高、NAND型フラッシュメモリーのサンディスク<SNDK>が6.5%高に買われるなど際立ったパフォーマンスをみせていることから、キオクシアの株価も強く刺激されている。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集