注目銘柄ダイジェスト(前場):タムロン、ZOZO、ブティックスなど
<7740> タムロン 1256 +223
大幅続伸。29年12月期までの中期経営計画を発表している。数値目標として、売上高1200億円以上(26年12月期計画910億円)、営業利益250億円以上(同185億円)、ROE20%以上などを掲げている。また、これまで配当性向40%(DOE3%を下限目安)としていたが、これを60%またはDOE8%の高いほうと変更、中計期間中の追加還元も約180億円計画のもよう。つれて、26年12月期配当金は従来の37円から51円に引き上げ。
<3092> ZOZO 1151 +60
大幅続伸。発行済み株式数の4.86%に当たる4300万株、300億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は6月17日から12月30日まで。総還元性向について、24年3月期以降の5年平均で80%超を目指すとの還元方針を公表しており、こうした方針を踏まえたものとしている。取得した株式は全株、27年1月29日に消却を行うともしている。
<2410> キャリアDC 2772 +212
大幅続伸。前日に26年9月期年間配当金の引き上げを発表している。従来計画は130円としていたが、普通配当を140円に引き上げるとともに特別配当20円を加え、年間配当金を160円にするとしている。前期比では60円の増配となる。目安とする配当性向を普通配当のみで50%以上としており、堅調な業績推移を反映したもよう。また、株主への感謝の意を表して特別配当も行うようだ。
<3853> アステリア 1516 +96
大幅反発。5月26日の高値2753円をピークに株価は調整を続けてきたが、5月上昇前の水準にまで下落していることで、押し目買いの動きが強まる形になっているもよう。同社は出資企業の一社として、スペースX上場に向けて期待感が高まる状況となっていたが、足元ではIPO通過による出尽くし感なども強まってきていた。ただ、スペースXは12日の上場後も上値追いの動きを続けており、見直しの動きへとつながっているようだ。
<4918> アイビー 302 +47
大幅反発。中東情勢の緊迫化による影響の続報を前日にリリース。既存製品については年度内必要な生産予定数量の原材料確保が出来ているとしているほか、50周年記念製品である大型スキンケア製品の原材料調達も可能となり、年度中に発売出来る見通しとなったとしている。もともと今期業績ガイダンスには50周年記念大型スキンケア製品を織り込んでいなかったため、業績の上振れ要因と捉えられる形に。
<402A> アクセルスペース 595 +27
大幅に3日ぶり反発。連結子会社が地上局プロバイダーであるノルウェーのKSAT社と新たに衛星通信用地上局アンテナの利用契約及び契約締結済みのアンテナについての利用延長契約の締結について合意したと発表している。KSAT社は世界40地点に400基以上のアンテナを保有し、統合ネットワークを運用する世界有数の地上局プロバイダー。契約金額等は非開示だが、25年5月期の売上高(15.86億円)の10%を上回るとしている。
<5137> スマートドライブ 210 +20
大幅に4日続伸。158万株(取得価額3.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は4.2%。取得期間は17日から7月16日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図るとともに、将来の機動的な資本政策を可能とするため、現在の株価動向と財務状況等を総合的に勘案したとしている。自社株買いが投資家から好感され、買い優勢となっているよう
<9272> ブティックス 1554 +173
大幅に3日続伸。自社株の取得枠を従来の上限15万株から60万株に拡大すると発表している。取得価額は上限3億円から6億円に、発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.5%から6.1%にそれぞれ拡大する。取得期間は2月13日~12月31日で変わらず。今後の投資余力、株価水準、市場環境及び財務状況の見通しなどを勘案し、株主還元の拡充や経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行をより可能にすることが目的という。だ。
《YY》