本日注目すべき【好決算】銘柄 TONE、アンドST、高島屋 (30日引け後 発表分)
6月30日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
TONE <5967> [東証S] ★前期経常を25%上方修正・9期ぶり最高益、配当も4円増額
◆26年5月期の連結経常利益を従来予想の11.8億円→14.7億円に24.8%上方修正。増益率が8.2%増→35.0%増に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。中東情勢などの地政学リスクや物価高騰などを背景とした需要の減退があるなかでも、高付加価値製品の販売強化や生産効率化をはじめとした全社的なコストの削減が利益を押し上げた。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の9円→13円(前の期は9円)に大幅増額修正した。
インテG <192A> [東証G] ★今期経常は2.5倍増益、30円増配へ
◆26年5月期の経常利益(非連結)は前の期比73.9%減の1.2億円に落ち込んだものの、続く27年5月期は前期比2.5倍の3.1億円に回復する見通しとなった。今期はM&A仲介事業で成約組数が62組(前期は49組)に大きく増加し、売上高20.9億円と34.3%の増収を見込む。
併せて、従来未定としていた前期の期末一括配当を20円実施するとし、今期も前期比30円増の50円に大幅増配する方針とした。
アンドST <2685> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は48%増益で着地
◆27年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比48.4%増の80.4億円に拡大して着地。卸売や米国事業が減少したものの、主力のアダストリアブランドが好調に推移し、増収を確保した。在庫コントロールによる値引き抑制や値入の改善によって利益率が改善したことも大幅増益に貢献した。
第1四半期実績だけで、通期計画の172億円に対する進捗率は46.8%に達しており、業績上振れが期待される。
篠崎屋 <2926> [東証S] ★未定だった今期配当は9期ぶり3円で復配
◆従来未定としていた26年9月期の期末一括配当を3円実施し、9期ぶりに復配する方針とした。新規事業として取り組むポップアップストア(催事)の売上拡大による業績回復を踏まえ、株主への利益配分を再開する。
小津産業 <7487> [東証S] ★前期経常を21%上方修正
◆26年5月期の連結経常利益を従来予想の6.7億円→8億円に20.6%上方修正。増益率が19.9%増→44.5%増に拡大する見通しとなった。前期業績の上方修正は4月に続き、3回目。中東情勢の影響で資材確保を優先する動きが一部の取引先に見られたことが要因。クリーン分野における国内AI関連製品、製薬関連、海外光学関連、ウェルネスケア分野における国内コスメティック製品、ウェット製品の需要が引き続き好調だったことも上振れに貢献した。
高島屋 <8233> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は43%増益で着地
◆27年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比43.3%増の164億円に拡大して着地。国内百貨店で国内顧客やインバウンド売上高が増大したうえ、コストコントロールを推進したことが収益を牽引した。商品別では、高額品の販売が前年比20%増と大きく伸びたほか、衣料・雑貨や食料品も伸長した。
上期計画の241億円に対する進捗率は68.4%に達しており、業績上振れが期待される。
株探ニュース