「レアアース」が7位にランクイン、中国依存からの脱却に向け国策始動へ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「レアアース」が7位にランクインしている。
中国が日本に対するレアアースの輸出規制の動きを強化しており、日本にとっても国産レアアースの確保や代替技術が経済安全保障の観点から一段と重要課題となっている。
レアアースとはレアメタル(希少金属)の一種で、17種類の元素(内訳はスカンジウム1・イットリウム1・ランタノイド15)の総称であるが、電子機器や磁石、触媒などの先端製品にごく少量を加えることによって、その性能を劇的に向上させる効果を持つ。次世代AIインフラにおいても必須の高付加価値材料といえる。
このレアアースに近年は政治的な観点で世界の視線が集中している。その背景には、中国が世界のレアアースの約70%を生産しているほか、埋蔵量も世界の約半分が中国国内に存在している(と推定されている)事実がある。また、採掘(生産)だけでなくレアアース精製(鉱石から希土類にする工程)でも中国は世界シェア9割強を占めているのが現状だ。
高市政権は経済安全保障上、レアアースを中国に完全に依存した状態に危機感を募らせている。中国依存からの脱却、そして同志国との連携によるサプライチェーンの強化(供給源の多角化)を政策として掲げ、今月中旬に開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)でも、高市首相はレアアースを含む重要鉱物の「共同備蓄連携構想」を提案したことが報じられている。
株式市場でもレアアース関連銘柄に再び関心が向かう可能性がある。東洋エンジニアリング<6330>や岩谷産業<8088>、三井海洋開発<6269>、古河機械金属<5715>、東亜建設工業<1885>、DOWAホールディングス<5714>のほか、中小型株ではエンビプロ・ホールディングス<5698>やアサカ理研<5724>、中村超硬<6166>、岡本硝子<7746>、第一稀元素化学工業<4082>などにマーケットの注目度が高い。