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伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 7月5日版

市況
2026年7月5日 14時02分

週明け後、上値を抑えられた時点で6万1197円を目指す可能性が大きくなる

1. 7月の月足は陰線引けする展開になる公算

6月21日の本コラムでは「特別に株価を押し上げる政策がなければ、4月から6月までの月足が陽線引けした年は、6月の高値が戻り高値となって少なくとも11月まで上値重く推移する」という過去の経験則を紹介しました。

本年の 日経平均株価は4月、5月、6月の月足が陽線引けしていますが、特別に株価を押し上げる政策が見えているわけではありません。本年は6月22日高値の7万2831円を11月頃まで超えられずに推移すると考えられます。

以前から述べている通り、本年が弱気パターン(年足陰線)の年になるという見方が正しければ、今後は10月または年末へ向けて、3月31日安値の5万0558円以下へ下げる公算です。

ところで、1990年から2025年までの期間で、年間が弱気パターンとなっている年は15回あります。年間が弱気パターンになる場合、下げ傾向の強い7月はだいたい月足が陰線引けする展開になっています。

具体的には、弱気パターンの年となった15回中、7月の月足が陰線引けした年が10回、陽線引けした年が5回となっています。

7月の月足が陽線引けした5回は、だいたい似た展開です。年初に押し目をつけて上昇して3月、4月頃までに戻り高値をつけるか、3月頃までに安値をつけて、その後、下値堅く推移した後、価格が下げて6月頃までに年初から3月頃までにつけた安値付近に位置し、7月は年初から3月頃までにつけた安値が意識される格好で反発調となっています。

本年は6月に最高値を更新しているので、年間が弱気パターンの年になるなら、7月の月足が陰線引けすると考えられます。

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