話題株ピックアップ【夕刊】(1):良品計画、古野電、OSG
■良品計画 <7453> 4,233円 +610 円 (+16.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
良品計画<7453>は3日ぶり急反騰し、上場来高値を更新した。前週末10日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の8870億円から9070億円(前期比15.6%増)、営業利益予想を890億円から980億円(同32.7%増)に引き上げており、好感した買いが集まった。海外事業を中心に売り上げが好調に推移するとともに、収益性の改善が進み、第3四半期累計期間の業績が当初の想定を上回って着地したことを踏まえた。特に国内事業と東アジア事業を中心に実績を反映している。なお、第3四半期累計の売上高は6907億8800万円(前年同期比16.9%増)、営業利益は808億2200万円(同36.0%増)だった。
■古野電気 <6814> 7,390円 +1,000 円 (+15.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
古野電気<6814>が急反発。前週末10日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高381億1500万円(前年同期比21.8%増)、営業利益56億8100万円(同65.3%増)、純利益48億810万円(同38.2%増)と大幅増収増益で着地したことが好感された。舶用事業で、主に中国における商船の新造船向け機器の販売が継続して増加していることに加えて、産業用事業でITS(高度道路交通システム)・GNSS(衛星測位システム)市場における国内の自動車販売台数は回復傾向にあること、更に防衛装備品分野で高水準の受注残を背景に生産出来高が増加したことなどが牽引した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高1485億円(前期比5.6%増)、営業利益170億円(同4.6%増)、純利益130億円(同22.3%減)の従来見通しを据え置いている。
■ブシロード <7803> 377円 +27 円 (+7.7%) 本日終値
ブシロード<7803>が大幅続伸。この日、開発中の新作リズムゲーム「BanG Dream! Our Notes」(略称「アワーノーツ」)の事前登録者数がグローバルで70万人を突破したと発表しており、業績への貢献期待が高まっているようだ。「BanG Dream! Our Notes」は、キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!」(バンドリ!)の新作リズムゲーム。「MyGO!!!!!」「Ave Mujica」「夢限大みゅーたいぷ」の3バンドに加えて、新バンド「millsage(ミルサージュ)」「一家Dumb Rock!(いっかだんらん)」が登場する。
■OSG <6136> 4,058円 +281 円 (+7.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
OSG<6136>が大幅反発し年初来高値を更新した。前週末10日の取引終了後に26年11月期の連結業績予想について、売上高を1650億円から1850億円(前期比15.2%増)へ、営業利益を220億円から300億円(同47.6%増)へ、純利益を154億円から210億円(同46.5%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を45円から76円へ引き上げ年間配当予想を115円(前期88円)としたことが好感された。為替相場が期初想定より円安に推移したことに加えて、主要市場における需要が総じて堅調に推移したことが売上高・利益を押し上げる。同時に発表した5月中間期決算は、売上高920億9300万円(前年同期比19.0%増)、営業利益156億6100万円(同65.1%増)、純利益125億100万円(同92.8%増)だった。日本で、プレミアム工具ブランドであるAブランド製品や微細精密加工向け製品の売り上げが堅調に推移したほか、米国で製造業が回復してきたことなどがプラスに働いた。
■コシダカHD <2157> 1,035円 +65 円 (+6.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
コシダカホールディングス<2157>は高い。前週末10日取引終了後、26年8月期の年間配当予想を26円から28円(前期24円)に増額修正すると発表した。あわせて株主優待制度の拡充も明らかにしており、還元姿勢を評価した買いが入ったようだ。これまで年1回としていた株主優待券の発行頻度を年2回に増やす。有効期間は12カ月から6カ月に見直す。優待券の利用対象も拡充する。変更は今年8月分から。なお、同時に発表した第3四半期累計(25年9月~26年5月)連結決算は、売上高が593億5400万円(前年同期比15.6%増)、営業利益が75億7100万円(同9.8%減)だった。
■丸千代山岡家 <3399> 3,570円 +200 円 (+5.9%) 本日終値
丸千代山岡家<3399>が大幅高で5日ぶりに反発。前週末10日の取引終了後に発表した6月度の売上高速報で、既存店売上高が前年同月比11.4%増と2ケタ増となり、51カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。客数が同10.0%増となり売り上げを牽引した。
■アイダエンジニアリング <6118> 1,250円 +70 円 (+5.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
アイダエンジニアリング<6118>が急反発。前週末10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を330万株(自己株式を除く発行済み株数の5.63%)、または30億円としており、取得期間は9月7日から11月20日まで。企業価値の更なる向上を図ることが目的で、取得した全株式は12月10日付で消却する予定だ。
■イオンファンタジー <4343> 2,697円 +136 円 (+5.3%) 本日終値
イオンファンタジー<4343>が大幅高で4日ぶりに反発。前週末10日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高245億7500万円(前年同期比12.2%増)、営業利益13億3600万円(同9.3%増)、純利益9億8600万円(同6.8倍)と大幅最終増益となったことが好感された。主力のプライズ(アミューズメント専用景品)部門が伸長し国内既存店売上高が前年同期比4.9%増と伸長したほか、成長領域である「クレーン横丁 極」など新業態が大きく伸びた。成長領域への出店を積極化させたことに伴う費用増により国内事業は減益となったが、海外事業は既存店収益力の向上と投資効率を重視した「利益率重視」の方針へ転換したことが奏功し増益となり、国内事業のマイナスをカバーした。また、営業外で為替差益を計上したことも寄与した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高980億円(前期比5.0%増)、営業利益80億円(同30.8%増)、純利益30億円(同7.5%増)の従来見通しを据え置いている。
■吉野家ホールディングス <9861> 3,586円 +180 円 (+5.3%) 本日終値
吉野家ホールディングス<9861>が8日続伸。前週末10日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を85万株(自己株式を除く発行済み株数の1.31%)、または25億円としており、取得期間は7月13日から8月21日までとしている。同時に米国子会社を通じて、米国でラーメン店・居酒屋チェーンを展開するキズキ・インターナショナル(ワシントン州)株式の70%を取得し子会社化すると発表しており、これも好材料視された。キズキ社はシアトルを中心に17店舗を展開するほか、シアトル・テキサス・サンフランシスコの3カ所に自社工場を有しており、これをネットワークに取り込むことでラーメン事業の海外展開をより加速させるのが狙い。取得価格は2870万ドル。なお、同件による27年2月期業績への影響は精査中としている。
■リンガーハット <8200> 2,313円 +112 円 (+5.1%) 本日終値
リンガーハット<8200>は急反発。前週末10日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が114億3900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益が5億9900万円(同51.0%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。季節・戦略商品の開発・販売や販促企画などにより、価格改定後も売上高・客数が好調に推移。既存店売上高が前年同期比4.0%増となった。
株探ニュース