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話題株ピックアップ【夕刊】(2):近鉄百、コーナン、ダイト

注目
2026年7月13日 15時46分

■近鉄百貨店 <8244>  1,898円  +86 円 (+4.8%)  本日終値

近鉄百貨店<8244>が3日ぶりに反発。前週末10日の取引終了後に、27年2月期の連結業績予想について、売上高を1150億円から1160億円(前期比7.5%減)へ、営業利益を54億円から56億円(同16.7%減)へ、最終利益を37億円から39億円(同5.1%増)へ上方修正したことが好感された。上期において円安を背景とした免税売り上げが堅調だったほか、あべのハルカス近鉄本店の総菜売場改装や各催事が好調に推移したことが要因。また、内装業を手掛ける近創が想定を上回る受注を獲得したことも寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高294億700万円(前年同期比1.2%減)、営業利益19億2900万円(同79.4%増)、最終利益13億2600万円(前年同期6億400万円の赤字)だった。

■コーナン商事 <7516>  4,255円  +170 円 (+4.2%)  本日終値

コーナン商事<7516>が3日続伸。前週末10日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高1462億1900万円(前年同期比11.8%増)、営業利益101億5100万円(同42.8%増)、純利益66億5500万円(同52.2%増)と大幅増益となり、上期計画に対する営業利益の進捗率が68%となったことが好感された。グループ全体で8店舗の出店及び3店舗の閉店を実施したことに加えて、中東情勢の緊迫化を背景とした石油由来商品や法令改正を見据えたエアコンなどの販売が伸長した。また、PRO業態で石油由来の工業製品やエアコン・配線部材などの旺盛な需要に品揃えの強化で対応したことも寄与した。27年2月期通期業績予想は、売上高5435億円(前期比4.6%増)、営業利益230億円(同2.7%増)、純利益125億円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■ダイト <4577>  1,294円  +44 円 (+3.5%)  本日終値

ダイト<4577>は大幅続伸。前週末10日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は540億円(前期比6.6%増)、営業利益予想は40億円(同10.0%増)、最終利益予想は30億円(同5.1%減)とした。同時に年間配当予想は中間・期末各22円50銭の合計45円(前期は40円)としており、営業増益や増配を好感した買いが集まった。引き続き今期を最終年度とする中期経営計画のもと、既存ビジネスの効率化や中国ビジネスの強化などを推進する。なお、26年5月期は売上高が506億5000万円(前の期比微増)、営業利益が36億3700万円(同38.8%増)、最終利益が31億6100万円(同65.7%増)だった。製剤のジェネリック及び受託製造製品が堅調に推移するなか、棚卸資産の評価減の改善やコスト管理の徹底により、大幅増益を達成した。同時に取得総数50万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.7%)、取得総額6億2500万円を上限とする自社株買いを東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で実施すると発表しており、こちらも株価の刺激材料となったようだ。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、13日に48万4000株を1株1250円で取得した。

■4℃ホールデ <8008>  2,109円  +66 円 (+3.2%)  本日終値

ヨンドシーホールディングス<8008>が反発。前週末10日の取引終了後に、27年2月期の連結業績予想について売上高を720億円から750億円(前期比7.2%増)へ、営業利益を36億円から43億円(同53.4%増)へ、純利益を23億円から26億5000万円(同47.9%増)へ上方修正したことが好感された。上期において、ブランド事業のジュエリーSPAでマーチャンダイジング改革の深化やチャネル戦略の推進により既存店売上高が伸長。羅針においても、品揃え拡充による既存店売上高の拡大や免税売り上げが伸長した。また、アパレル事業でアスティの主力取引先との取り組み強化や、アージュの新規出店、既存店売上高の拡大などがあり、これらにより計画を上回る業績となった。なお、同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高199億6100万円(前年同期比27.5%増)、営業利益12億8300万円(同2.3倍)、純利益7億6900万円(同82.0%増)だった。

■パンパシHD <7532>  872.7円  +22.3 円 (+2.6%)  本日終値

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が3日ぶりに反発。前週末10日の取引終了後に発表した6月度の月別販売高状況(速報)で、国内リテール事業の既存店売上高は前年同月比0.7%減と49カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強いようだ。嗜好品への選別消費を捉え続けたことで、トレンド商品や戦略的強化カテゴリーなどは引き続き好調に推移したものの、台風などの天候不順に加えて、低気温での推移が客数に影響し、衣料品を中心に季節品のマイナス影響が発生した。また、前年と比較して休日が1日少ないことによる押し下げ影響が1.5ポイントほどあったほか、前年に発売した次世代ゲーム機の反動減による押し下げ影響も0.7ポイントほどあったと試算されることも響いた。

■三菱UFJ <8306>  3,541円  +80 円 (+2.3%)  本日終値

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が続伸し、上場来高値をつけた。13日午前の段階で、国内上場企業の時価総額で一時42兆円台となり、トップに浮上した。時価総額2位はトヨタ自動車<7203>で、3位はキオクシアホールディングス<285A>となっている。この日は日経平均株価が一時1100円を超す下げとなり、半導体株全般は軟調に推移。キオクシアは大幅続落し、トヨタは朝高後に下げに沈む展開となった。国内金融株に対しては金利上昇による利ザヤ拡大期待をもとにした買いが継続。東証の業種別指数で銀行業は上昇率トップとなっている。

■INPEX <1605>  3,391円  +30 円 (+0.9%)  本日終値

INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月限が、日本時間13日午前10時時点で、1バレル=74ドル台に上昇。前週末10日の清算値(終値に相当)の71.41ドルから4%近く値を上げている。米国とイランの攻撃の応酬が相次ぐなか、イランは12日にホルムズ海峡の再封鎖を宣言した。原油供給が停滞することへの警戒感が膨らみ、週明け13日のWTI価格は上昇基調を強めている。これを受け、INPEXや石油資源などに買いが流入した。

■ジンズホールディングス <3046>  6,240円  -1,500 円 (-19.4%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率トップ

ジンズホールディングス<3046>はストップ安。前週末10日取引終了後に発表した第3四半期累計(25年9月~26年5月)連結決算は、売上高が807億3000万円(前年同期比15.6%増)、営業利益が89億9600万円(同1.2%増)だった。主力の国内事業が堅調に推移したほか、海外事業が好調だった。前年同期に特別利益を計上した影響もあり、純利益段階では62億4100万円(同0.7%減)と小幅マイナスでの着地となった。通期では売上高、営業利益とも過去最高を見込んでおり、これに対する進捗は概ね順調だ。おおよそ良好な決算内容だったものの特段のサプライズ感はなく、目先利益確定売りを誘ったとみられる。

■安川電機 <6506>  5,972円  -1,000 円 (-14.3%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率3位

安川電機<6506>は3日ぶりに急反落。前週末10日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が1389億8200万円(前年同期比10.6%増)、営業利益が84億8600万円(同19.2%減)、最終利益が54億4500万円(同21.7%減)だったとしており、大幅減益を嫌気した売りが出た。半導体及びデータセンター関連投資を背景とした需要拡大によりモーションコントロールセグメントが大幅な増収増益となったものの、ロボットセグメメントが基幹システムの移行に伴う生産への影響や欧州における事業構造改革費用の計上などにより大幅減益となった。受注については前年同期比29%増、前四半期比8%増になった。なお、27年2月期通期業績予想は売上高5800億円(前期比7.0%増)、営業利益600億円(同26.8%増)、最終利益470億円(同33.4%増)の従来見通しを据え置いた。足もとの受注は堅調に推移しているものの、基幹システム移行後の定着状況を慎重に見極めるという。想定為替レートについても1ドル=145円、1ユーロ=170円、1人民元=20円50銭を維持する。

■進和 <7607>  3,060円  -170 円 (-5.3%)  本日終値

進和<7607>が安い。前週末10日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の連結決算を発表した。売上高が682億800万円(前年同期比5.9%増)、営業利益が40億2000万円(同5.5%増)だった。一方、足もとの第3四半期(3~5月)は売上高が234億3700万円(前年同期比5.5%増)、営業利益が11億700万円(同27.2%減)との計算になっており、これを嫌気した売りが出た。売上高以上に売上原価が増加した。

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