ダウ平均は下げに転じる 中東情勢が再び緊迫化 半導体に売り=米国株序盤
NY株式13日(NY時間12:03)(日本時間01:03)
ダウ平均 52506.37(-130.64 -0.25%)
ナスダック 26005.51(-276.10 -1.05%)
CME日経平均先物 67860(大証終比:+600 +0.88%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は序盤の上げから下げに転じているほか、ナスダックは大幅安となっている。中東情勢が再び緊迫化する中、市場は最新動向を見極めるとともに、今週から相次いで発表される米企業決算を控え、慎重姿勢を強めている。
トランプ大統領は取引開始後、「イラン封鎖を復活させる」と投稿。さらに、米国はホルムズ海峡の「守護者」となり、「世界でも特に不安定なこの海域の安全と治安を確保するために必要な全ての費用について、輸送される全ての貨物の20%の割合で払い戻しを受ける」と付け加えた。
中東情勢について市場は、比較的楽観的に見てはいるものの、実際に緊迫化のニュースが流れると原油高・米国債利回り高とともに株安の反応が見られている。
ナスダックについては、海外市場で半導体株が下落し、米株式市場でも下落。先週、ナスダックにADRを上場したSKハイニックス<SKHY>も反落。一部からは「ADR上場は大成功だったが、その成功の大部分はすでに株価に織り込まれていた」と指摘。市場の期待はすでに非常に高く、これを上回る業績を示すハードルは高まっている。
そのような中、市場の関心の軸足はFRBの動向に移っている。今週は明日の米消費者物価指数(CPI)と15日にウォーシュ議長が議会証言を行う。CPIについては、総合指数は前月比で低下が見込まれているほか、コア指数も前月比0.2%上昇と落ち着いた内容が見込まれているようだ。
今週はS&P500企業のうち28社が決算を発表。米大手銀のほか、ネットフリックス<NFLX>、ジョンソン&ジョンソン<JNJ>、ユナイテッドヘルス<UNH>も決算発表を予定。決算への市場の期待値は高い。S&P500企業の4-6月期の純利益は23%超の増益を見込んでいる。ストラテジストは、注目すべき業種としてIT・ハイテク株を挙げている。特に、AIが引き続き業績拡大を支えられるかどうかが焦点になるという。「ハイパースケーラー各社がAI関連設備投資を抑制し始めるのではないかとの懸念はあるものの、今回は設備投資計画が再確認され、2028年まで拡大が続くとみている」と述べた。
その理由について「企業がAI導入による恩恵を実際に享受しているという明確な証拠があるためだ。主要11業種でAIへの言及回数は前年比98%増加し、過去最高水準に達している」と説明している。
SKハイニックス<SKHY> 152.86(-15.15 -9.02%)
マイクロン<MU> 930.58(-48.72 -4.97%)
サンディスク<SNDK> 1707.65(-208.27 -10.87%)
インテル<INTC> 103.95(-5.89 -5.36%)
アップル<AAPL> 317.34(+2.02 +0.64%)
マイクロソフト<MSFT> 390.88(+5.78 +1.50%)
アマゾン<AMZN> 247.98(+2.64 +1.08%)
アルファベットC<GOOG> 353.07(-1.97 -0.55%)
アルファベットA<GOOGL> 355.91(-1.27 -0.36%)
テスラ<TSLA> 395.02(-12.74 -3.12%)
スペ-スX<SPCX> 139.72(-5.58 -3.84%)
メタ<META> 660.84(-8.38 -1.25%)
エヌビディア<NVDA> 206.52(-4.44 -2.10%)
AMD<AMD> 543.20(-14.69 -2.63%)
イーライリリー<LLY> 1189.02(+0.44 +0.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース