【↑】日経平均 大引け| 続急騰、欧米株高を受けリスクオンの買い優勢 (8月5日)
日経平均株価
始値 64565.27
高値 66302.52
安値 64555.52
大引け 66300.44(前日比 +2342.91 、 +3.66% )
売買高 27億8122万株 (東証プライム概算)
売買代金 10兆9236億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急騰、2300円超の上昇でほぼ高値引け
2.欧米株の最高値ラッシュ受け、リスクオンの流れが波及
3.半導体株への買い戻し加速、全体相場が押し上げられる
4.中東の地政学リスク後退に伴う原油市況急落も追い風に
5.円高はやや警戒、値上がり銘柄は全体の65%にとどまる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比907ドル高と4日続伸した。中東情勢を巡る不安が後退し、リスク選好の買いが優勢となった。
東京市場では、半導体セクターなどを中心に投資資金が流入し日経平均株価は一気に水準を切り上げた。2300円を超える上昇でほぼ高値引けとなった。
5日の東京市場は、リスクオンの流れが加速、日経平均は大台を一気に2つクリアし終値で6万6000円台まで駆け上がった。前日の欧州株市場で独DAXや仏CAC40など相次いで最高値を更新したほか、米国株市場ではNYダウとS&P500指数が揃って最高値をつけるなど、世界的なリスク選好の流れが東京市場にも波及した。中東の地政学リスク後退を背景とした原油市況の急落なども市場センチメント改善に寄与し、日経平均と連動性の高い韓国KOSPIが上値指向を明示したこともあって、AI・半導体関連を軸に海外投資家などの買いに弾みがついた。一方、外国為替市場ではドル安・円高方向に振れており、ハイテクを除く輸出セクターや海運株などに値を下げる銘柄も観測された。プライム市場の値上がり銘柄数は1000あまりで全体の65%にとどまっている。
個別では、キオクシアホールディングス<285A>が上値追い継続、ソフトバンクグループ<9984>が急騰した。アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などの半導体製造装置関連株も買いを集め、イビデン<4062>はストップ高で値上がり率トップとなった。荒川化学工業<4968>もストップ高。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが上昇し、レゾナック・ホールディングス<4004>、三井金属<5706>も物色人気。ヤマハ発動機<7272>、ユニオンツール<6278>、ラサ工業<4022>なども値を飛ばした。
半面、三菱重工業<7011>が軟調、IHI<7013>も安い。ファーストリテイリング<9983>が売りに押され、ダイキン工業<6367>の下げが目立つ。ルネサスエレクトロニクス<6723>、任天堂<7974>も冴えない。シグマクシス・ホールディングス<6088>、三井倉庫ホールディングス<9302>、横河電機<6841>などが急落、日清食品ホールディングス<2897>、博報堂DYホールディングス<2433>なども大きく水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、イビデン <4062>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1788円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ダイキン <6367>、横河電 <6841>、三菱商 <8058>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約236円。うち147円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)ガラス・土石、(3)情報・通信業、(4)電気機器、(5)金属製品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)倉庫・運輸、(4)水産・農林業、(5)電気・ガス。
■個別材料株
△ダイダン <1980> [東証P]
4-6月期営業益は13%増。
△アルコニクス <3036> [東証P]
通期業績・配当予想を上方修正。
△イビデン <4062> [東証P]
今期は一転最終増益の見通しに。
△HENNGE <4475> [東証G]
第3四半期営業益17%増で通期計画進捗率90%。
△東インキ <4635> [東証S]
27年3月期業績予想と配当計画を上方修正、自社株買いも。
△荒川化 <4968> [東証P]
4-6月期最終益2.4倍で中間期計画を超過。
△大紀ア <5702> [東証P]
27年3月期業績・配当予想を上方修正。
△山一電機 <6941> [東証P]
今期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も18円増額。
△指月電 <6994> [東証S]
今期経常益は一転過去最高の見通し。
△スカJSAT <9412> [東証P]
4-6月期最終益50%増。
▼シグマクシス <6088> [東証P]
4-6月期減収減益。
▼三井倉HD <9302> [東証P]
4-6月期営業減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)イビデン <4062>、(2)荒川化 <4968>、(3)ヤマハ発 <7272>、(4)アルコニクス <3036>、(5)ダイダン <1980>、(6)一工薬 <4461>、(7)ユニオンツル <6278>、(8)ラサ工 <4022>、(9)大紀ア <5702>、(10)SBG <9984>。
値下がり率上位10傑は(1)シグマクシス <6088>、(2)三井倉HD <9302>、(3)横河電 <6841>、(4)タカラトミー <7867>、(5)あすか薬HD <4886>、(6)東邦HD <8129>、(7)TDCソフト <4687>、(8)日清食HD <2897>、(9)IHI <7013>、(10)ダイキン <6367>。
【大引け】
日経平均は前日比2342.91円(3.66%)高の6万6300.44円。TOPIXは前日比84.39(2.13%)高の4046.17。出来高は概算で27億8122万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1019、値下がり銘柄数は491となった。東証グロース250指数は723.41ポイント(19.59ポイント高)。
[2026年8月5日]
株探ニュース