<マ-ケット日報> 2026年8月21日
21日の市場は日経平均が反落。終値は前日比200円安の6万6016円だった。前日の米国株が再度の金利上昇を受けて下落したことから売りが先行。10時頃には下げ幅が950に達する場面があった。売り一巡後には韓国総合株価指数の上昇に助けられて下げ幅を縮小。心理的な下値の節目6万5000円を前に抵抗力のあるところも見せている。上場全銘柄で算出する指数トピックスはプラスに転じて取引を終了。こちらはしぶとく25日線上をキープしている。
昨日の米国市場は長期金利が再度上昇に転じたことが嫌気されてダウ平均は大幅反落した。前日は財務省が国債の買い入れ額を突如倍化させたことが功を奏したが、わずか1日で奇策の化けの皮が剥がれてしまい10年債の利回りは再び4.7%台へと上昇。市場の金利上昇圧力の強さを感じさせた。株式市場は金利上昇に弱く、さらにトランプ大統領がイランへの劇的な経済封鎖を行うと宣言したことが原油高を招くなど一段のインフレを想起させたようでもある。
さて、東京市場は再び金利上昇を警戒するような展開となっている。インフレのひとつの元となっている中東情勢が緊迫化しており原油相場のじり高が止まらない。米国でもAI関連投資のあまりの強さに資金が需要ひっ迫しており金利上昇圧力が高まっている。米国の金利上昇はインフレに加えて今は財政懸念のウェートも高まっており質が悪い。相場はしばらく足踏みを強いられそうである。
8月第2週 前週 前々週
「個 人」
現 金 ▲6122 ▲3360 ▲4880
信 用 ▲435 1793 713
「海外投資家」 2134 ▲3827 ▲4921 「法 人」 生・損保 ▲305 ▲374 ▲101
都・地銀 ▲93 ▲247 ▲170
信託銀行 ▲823 1697 ▲3182
投 信 255 ▲781 116
事業法人 2578 10882 4219
「自 己」 4654 ▲4384 9388
* 単位 億円 ▲は売り越し
8月第2週の日経平均は2週連続高となり一時は7万円の大台が見える水準まで達していた。AI・半導体関連株のリバウンド高がメインであったが、トピックスが最高値を更新する動きも安心感を与えてる。この週は外国人が日本株を3週ぶりに買い越した。一方、個人は現金、信用ともに逆張りの売り越しへ。(ストック・データバンク 編集部)