セラス・ライフが反落 観測報道に懐疑的な見方も=米国株個別
(NY時間10:05)(日本時間23:05)
セラス・ライフ<SLS> 14.28(-1.19 -7.66%)
バイオ医薬品のセラス・ライフ・サイエンシズ<SLS>が反落。先週は、急性骨髄性白血病(AML)を対象とするREGAL第3フェーズ試験について、最終解析に必要とされる80件目のイベントに到達した可能性があるとの観測報道がドイツから流れ、大幅高となっていた。
しかし、現段階では会社側から正式な確認がないことから、個人投資家の間では懐疑的な見方も残っていた。全生存期間(OS)のデータは第4四半期に公表される見通しだという。
今回のREGAL試験では、救援療法後に2回目の完全寛解を達成した急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に、維持療法としてガリンペピムットS(GPS)の有効性を検証している。同社は、GPS群の全生存期間の中央値が12.6カ月となり、対照群の8カ月を上回れば、試験は成功とみなしている。
仮に80件目のイベントに到達しても、結果が直ちに公表されるわけではなく、最終的なAMLデータが明らかになるまでには、通常のデータベースロック、盲検下でのレビュー、統計解析、盲検解除といった所定のプロセスを完了する必要があるとも伝わっている。
【企業概要】
幅広い癌適応症に対する新規治療薬を開発する後期臨床段階のバイオ医薬品会社。様々な種類の腫瘍に存在するウィルムス腫瘍1(WT1)タンパク質を標的としたがん免疫療法剤、低分子で高選択的なサイクリン依存性キナーゼ9(CDK9)阻害剤の臨床試験を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース