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株価指数先物【寄り前】 底堅さを見極めつつ押し目待ち狙いのロング対応

市況
2026年9月3日 8時02分

大阪9月限ナイトセッション

日経225先物 64480 +130 (+0.20%)

TOPIX先物 4101.0 +17.0 (+0.71%)

シカゴ日経平均先物 64735 +385

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

2日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。この日発表された8月のADP雇用統計は民間雇用者数が3万8000人増と、市場予想(4万7000人程度)を下回った。また、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は米CNBCのインタビューで、米金融政策やインフレ基調について「様子を見る必要がある」との見解を示した。これを受けて米長期金利の上昇が一服したことで、投資家心理が改善した。前日に下げが目立っていたエヌビディア<NVDA>は3%を超える上昇でNYダウを牽引。同社はAI新興のハギングフェイスの買収交渉で最終段階にあるとの報道が材料視されていた。

NYダウ構成銘柄ではエヌビディアのほか、アメリカン・エキスプレス<AXP>、キャタピラー<CAT>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ボーイング<BA>が買われた。半面、ハネウェル・インターナショナル<HON>、スリーエム<MMM>、マイクロソフト<MSFT>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジー<MU>やクアルコム<QCOM>が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅に上昇している。

シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比385円高の6万4735円だった。2日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比70円高の6万4420円で始まった。その後は軟化し、6万3720円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただ、売り一巡後は持ち直しており、米国市場の取引開始後にプラス圏を回復。終盤にかけてロング優勢の流れが続き、6万4840円まで買われた。引けにかけて持ち高調整の動きに押されたが、日中比130円高の6万4480円とプラスをキープしてナイトセッションの取引を終えた。

日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行することになりそうだ。ナイトセッションで6万3720円まで売られたが、これによりボリンジャーバンドの-1σ(6万4290円)を割り込んだほか、週足では-1σ(6万4450円)割れから26週移動平均線(6万3070円)が意識される場面もみられた。ただ、その後の切り返しで日足、週足の-1σ水準を上回ってきたことで、いったんはリバランスの買いが入りやすい水準とみられ、底堅さを見極めつつ押し目待ちのロング対応に向かわせよう。

また、米国ではエヌビディアがNYダウを牽引し、マイクロン・テクノロジーやクアルコムなども買われたことで、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]など、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株のリバウンドが期待され、先物市場でロングを誘うことになりそうだ。

ただ、積極的な上値追いのロングは期待しづらく、一目均衡表の雲下限が位置する6万6600円接近では戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。そのため、オプション権利行使価格の6万4000円から6万6000円のレンジを想定。

2日の米VIX指数は15.20(1日は16.34)に低下した。一時16.82まで上げる場面もみられたが、その後は75日線(16.70)が抵抗線として機能する形で低下しており、25日線(15.37)を下回って終えた。前日の急伸分を概ね打ち消す動きをみせてきたことで、リスク選好に傾きそうである。

2日のNT倍率は先物中心限月で15.75倍(1日は15.83倍)に低下した。一時15.67倍まで下げ、200日線(15.63倍)に接近。7月下旬の調整局面で支持線として機能していた200日線まで低下してきたことで、いったんはリバランスが意識されやすい。米国市場の流れもあって半導体株がリバウンドをみせてくるようだと、NTショートの巻き戻しを誘うタイミングとなる可能性がある。

株探ニュース

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