全面的な売りよりもセクター間の資金シフトが主導
米株式市場の値動きは、全面的な売りよりも、セクター間の資金シフトが主導している。ストラテジストが指摘した。前日の相場では、IT・ハイテク株中心のナスダック100が1%超下落し、S&P500指数の重しとなった。一方、iシェアーズの主要セクター別ETFは、売り圧力が強まったハイテクと小幅安となった素材を除き、すべて上昇した。
実際、S&P500均等加重指数は1%超上昇し、過去最高値に迫る水準となった。過去1年間の上昇率でも、通常の時価総額加重型S&P500指数を上回っている。
こうした資金シフトが進む中でも、マイクロソフト<MSFT>による250億ドルの社債発行が成功したことは、AI投資への警戒感が強まる一方で、投資家が引き続きAIインフラ整備への資金提供に前向きであることを示している。
これは、米株式市場の強気相場が依然として維持されていることを示す兆候といえる。
株探ニュース