4日の株式相場見通し=方向感見えにくい展開、米中間選挙の結果待ち
祝日明けとなる4日の東京株式市場は強弱観対立のなか、方向感の見えにくい地合いとなりそうだ。きょうは米中間選挙の投開票を横にらみの展開で、大勢が判明するにしたがって日経平均株価は上下にボラティリティが高まる可能性がある。前日の欧州株市場は総じて軟調だった。米中間選挙の結果やイラン情勢を横目に買いが手控えられ、英FTSE100は1%を超える下げとなり、ストックス・ヨーロッパ600指数も反落した。米国株市場では中間選挙の結果を目前にして様子見ムードが強かったものの、景気敏感株や消費関連株などに売りが目立ちNYダウが反落する一方で、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発するなど明暗を分けた。中間選挙では議会下院で民主党が過半数の議席を獲得する可能性が見込まれるほか、上院も勝敗は微妙な情勢で今後はトランプ米政権の政策運営に支障をきたすとの思惑も根強い。個別株では決算発表を受けてアップル<AAPL>が売られ、指数押し下げ効果をもたらしている。半面、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>など半導体主力銘柄が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4日ぶりに大幅反発した。東京市場では1日を通じて不透明感の強い地合いとなりそうで、日経平均は6万2000円台後半から6万3000円台後半のレンジで往来が想定される。
3日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比197ドル26セント安の5万1786ドル72セントと反落。ナスダック総合株価指数は同207.64ポイント高の2万5372.00だった。
日程面では、きょうは10月のマネタリーベース、10月の財政資金対民間収支が開示される。海外では10月の米ADP全米雇用リポート、9月の米貿易収支、10月の米ISMサービス業景況感指数など。