話題株ピックアップ【昼刊】:AREHD、コロプラ、ネクセラ
■AREホールディングス <5857> 3,770円 +700 円 (+22.8%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
AREホールディングス<5857>は急騰している。4日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を6800億円から7000億円(前期比22.8%増)、営業利益を410億円から520億円(同40.2%増)、最終利益を290億円から360億円(同47.3%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を前回予想から20円増額の合計155円(前期実績は125円)に変更しており、これらを評価した買いが集まっている。中間配当が75円、期末配当予想が80円となる。北米精錬事業のトレーディング分野における裁定取引の増加や金融費用の低減などが利益を押し上げる。加えて、貴金属リサイクル事業の営業利益も当初予想を上回る見通し。貴金属価格が想定を下回るなか、AIデータセンター関連需要を背景に電子分野の売り上げが拡大したほか、宝飾分野における採算性向上施策の効果も見込まれる。なお、9月中間期は売上高が3651億6400万円(前年同期比53.3%増)、営業利益が287億2900万円(同87.4%増)、最終利益が209億3300万円(同92.9%増)だった。同時に取得総数220万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.55%)または取得総額67億5400万円を上限とする自社株買いを、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で行うと開示。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、5日に200万株を1株3070円で取得した。これも株価の刺激材料となっているようだ。
■コロプラ <3668> 458円 +75 円 (+19.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
コロプラ<3668>はマドを開けて上放れ。4日の取引終了後、26年9月期の連結決算を発表した。売上高が226億4100万円(前の期比12.7%減)、営業利益が22億9100万円(同2.3倍)、最終損益が18億800万円の黒字(前の期は3億600万円の赤字)だったとしており、好感した買いが集まっている。スマートフォン向けゲームを開発・運営する主力のエンターテインメント事業は一部既存タイトルにおける売り上げの減少やサービスの終了で減収となったものの、グループ全体でコスト見直しを進め、広告宣伝費などを削減したことで大幅増益を達成。加えて、為替差益の発生や投資有価証券評価損の減少なども利益を押し上げた。なお、27年9月期の通期業績予想は開示していない。同社グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しく、適切かつ合理的な数値の算出が困難であるという。
■ネクセラファーマ <4565> 1,783円 +263 円 (+17.3%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
4日に発表した「アッヴィとライセンス契約」が買い材料。
米アッヴィ<ABBV>と炎症性腸疾患を対象とした新規EP4受容体作動薬「NXE0033744」に関するグローバルライセンス契約を締結。契約一時金約158億円を受領するほか、開発・販売マイルストンとして最大約2162億円、加えて段階的ロイヤリティを受領する権利を有する。あわせて今期営業を157億円に修正。
■グリムス <3150> 2,633円 +313 円 (+13.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
グリムス<3150>が急騰している。4日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高194億900万円(前年同期比11.4%増)、営業利益45億5100万円(同24.8%増)、純利益30億8900万円(同23.2%増)となり、従来予想の営業利益38億9300万円を上回って着地したことが好感されている。中東情勢による市場価格上昇により小売電気事業の販売単価が上昇したことで売上高が拡大した。また、一般消費者向け販売からの撤退により、エネルギーソリューション事業の営業利益率が34.2%から42.4%に大幅改善したことや、契約口数の増加とリスクヘッジ施策の徹底により小売電気事業が大幅増益となったことも寄与した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高371億7400万円(前期比9.5%増)、営業利益79億円(同10.5%増)、純利益53億7600万円(同9.8%増)の従来見通しを据え置いている。
■クラシル <299A> 1,170円 +126 円 (+12.1%) 11:30現在
クラシル<299A>が5日ぶりに大幅反発している。同社は4日の取引終了後、27年3月期第2四半期(7~9月)の連結決算を発表。主要事業が堅調に推移しており、評価された。7~9月期の売上高は49億4800万円(前年同期比22.7%増)、非GAAPベースの営業利益は8億6800万円(同2.7%増)となった。メディア事業、購買事業が大幅な増収となり、広告宣伝費の積極投入を補う形で増益を確保した。メディア事業では節約アプリ「レシチャレ」関連サービスのユーザー数が増加し、PV数が堅調に推移。購買事業ではリテールパートナーが期初の7社から14社に倍増した。なお、同社は連結子会社でエンターテインメント事業を展開するALホールディングスの全株式を、Yoyogi Animation Group(東京都千代田区)に売却すると発表した。関係会社株式売却益約5億円を特別利益に計上する見込み。通期業績予想への影響については精査中とした。
■あすか薬HD <4886> 2,154円 +206 円 (+10.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位
4日に決算を発表。「上期経常が8%増益で着地・7-9月期も96%増益」が好感された。
あすか製薬ホールディングス <4886> [東証P] が11月4日大引け後(15:30)に決算を発表。27年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.5%増の28.6億円に伸びたが、通期計画の61億円に対する進捗率は46.9%にとどまり、5年平均の54.4%も下回った。
「甲状腺眼症治療薬のライセンス契約」も発表。
中国のMinghui Pharmaceuticalと甲状腺眼症治療薬「MHB018A」の導入に関するライセンス契約を締結。契約一時金は約173億円で、日本における独占的な開発権および販売権を取得する。また、月経困難症を対象としたドロスピレノン製剤「LPRI-CF113」の国内第3相臨床試験を開始。
■タダノ <6395> 1,383円 +125 円 (+9.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
タダノ<6395>が大幅反発している。4日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、営業利益を250億円から320億円(前期比71.6%増)へ、純利益を140億円から200億円(同8.1%増)へ上方修正したことが好感されている。米国関税還付などにより第3四半期までの利益が大幅に増加しており、これを踏まえて通期業績予想の見直しを行ったことが要因としている。売上高は4000億円から3800億円(前期比8.7%増)へ下方修正したが、前期比で増収を見込む。足もとでは車両搭載型クレーンが減少したものの、建設用クレーン・高所作業車が増加。また、IHI運搬機械の運搬システム事業(現TIS)買収も寄与する。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高2777億8000万円(前年同期比15.5%増)、営業利益277億4200万円(同2.5倍)、純利益189億8500万円(同44.0%増)だった。
■ウイン・パートナーズ <3183> 1,286円 +106 円 (+9.0%) 11:30現在
4日に決算を発表。「上期経常は42%増益で上振れ着地」が好感された。
ウイン・パートナーズ <3183> [東証P] が11月4日大引け後(15:30)に決算を発表。27年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比41.8%増の21億円に拡大し、従来予想の17.3億円を上回って着地。
■寿スピリッツ <2222> 2,939円 +239 円 (+8.9%) 11:30現在
寿スピリッツ<2222>は急伸し、上場来高値を更新した。4日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が396億5100万円(前年同期比10.8%増)、営業利益が91億5300万円(同23.0%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まっている。国際線ターミナル売上高が伸び悩んだものの、バリューアップ対策及び新規出店などの積極的な施策を行い、トップラインを拡大。価格改定効果などで売上総利益率も改善し、大幅増益での着地となった。
■TOA <6809> 1,770円 +135 円 (+8.3%) 11:30現在
TOA<6809>が急反発している。4日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高268億2100万円(前年同期比11.5%増)、営業利益26億8300万円(同2.1倍)、純利益18億6500万円(同2.2倍)と大幅増益で着地したことが好感されている。国内事業において、鉄道施設や教育、工場市場で既存設備の更新やスマート化に対する需要を捉え、IPネットワークを活用したソリューション提案への取り組みが進んだことに加えて、海外の鉄道車両向けの売り上げが伸長したことなどが業績を牽引した。27年3月期通期業績予想は、売上高565億円(前期比2.0%増)、営業利益47億円(同0.9%増)、純利益34億円(同2.6%増)の従来見通しを据え置いている。
■ゼリア新薬工業 <4559> 2,122円 +160 円 (+8.2%) 11:30現在
ゼリア新薬工業<4559>が大幅高で3日ぶりに反発している。4日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高454億6100万円(前年同期比13.8%増)、営業利益56億4600万円(同55.1%増)、純利益39億5900万円(同2.3倍)と大幅増益となったことに加えて、足もとの好決算を受けて27年3月期の期末配当予想を25円から26円へ引き上げ、年間配当予想を51円(前期49円)としたことが好感されている。医療用医薬品事業において、海外市場で主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」並びに大環状抗菌剤「ディフィクリア」が好調に推移したほか、国内市場で昨年3月に発売した高カリウム血症治療剤「ビルタサ」が好調に推移したことなどが牽引した。また、コンシューマーヘルスケア事業でローヤルゼリー群など一部製品群が好調に推移したほか、海外でコンドロイチンバルク事業が伸長したことなども寄与した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高950億円(前期比6.6%増)、営業利益130億円(同5.1%増)、純利益100億円(同18.3%増)の従来見通しを据え置いている。
■ゴールドウイン <8111> 2,315.5円 +163.5 円 (+7.6%) 11:30現在
ゴールドウイン<8111>が大幅高で4日続伸している。午前10時ごろに発表した9月中間期連結決算が、売上高560億9400万円(前年同期比0.9%増)、営業利益47億5600万円(同31.7%減)、純利益55億1000万円(同18.9%減)となり、営業利益が従来予想の42億円を上回って着地したことが好感されている。8月の第1四半期決算発表時に、第1四半期の国内卸部門の不調や夏物商材の販売伸び悩みなどを要因として下方修正していたが、利益率の高い直営店及び自社ECの売上構成比が高まったことや、韓国持ち分法適用関連会社からの受取配当金などが想定を上回ったことなどから、修正値を上回ったとしている。なお、27年3月期の連結業績予想については、売上高を1454億円から1415億円(前期比2.9%増)へ、営業利益を261億円から238億円(同8.0%減)へ、純利益を256億円から243億円(同0.9%増)へ下方修正した。第2四半期以降の挽回を見込み第1四半期決算発表時には予想を据え置いていたが、8月以降も天候不順やインバウンド需要の鈍化があり、挽回が難しいと判断した。
■アステラス製薬 <4503> 2,672.5円 +172 円 (+6.9%) 11:30現在
アステラス製薬<4503>が3日ぶり急反発となり、上場来高値を更新した。4日取引終了後に27年3月期の通期業績予想の上方修正を発表。更に、日本経済新聞電子版が「アステラス製薬は4日、iPS細胞を使った目の難病向けの開発品について初期段階の臨床試験(治験)を米国で始めたと明らかにした」と報じた。これらが刺激材料となり、ショートカバーを誘発。株高に弾みがついたようだ。アステラスは27年3月期(フルベース)の売上高予想を従来の見通しから1100億円増額して2兆3300億円(前期比8.9%増)、最終利益予想を500億円増額して3500億円(同20.1%増)に引き上げた。抗がん剤の「パドセブ」や、ぼうこう治療薬「ミラベグロン」が好調に推移する。また日経電子版の記事によると、iPS細胞を使う開発品が治験段階に入ったのはアステラスとしては初めてになるという。
■エービーシー・マート <2670> 3,300円 +208 円 (+6.7%) 11:30現在
4日に発表した「10月既存店売上高は8.8%増」が買い材料。
10月既存店売上高は前年同月比8.8%増と4ヵ月連続で前年実績を上回った。
■三井不動産 <8801> 1,740円 +105 円 (+6.4%) 11:30現在
三井不動産<8801>や三菱地所<8802>、住友不動産<8830>が高い。3日の米中間選挙は野党・民主党が上下両院を制する結果となった。共和党・トランプ政権が進めてきた中東政策の一段の悪化に歯止めがかかり、インフレの大きな要因となっていた原油価格の上昇圧力が和らぎ、金利低下につながるとの思惑が台頭。前日の米国株市場では住宅大手のDRホートン<DHI>やレナー<LEN>、商業用不動産サービスのCBREグループ<CBRE>が大幅高に買われた。きょうの東京市場にもこの流れが波及し、不動産セクターは軒並み高となっている。
■日本エム・ディ・エム <7600> 452円 -100 円 (-18.1%) ストップ安売り気配 11:30現在
日本エム・ディ・エム<7600>はストップ安の水準となる前営業日比100円安の452円でウリ気配となっている。4日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高を253億7000万円から217億円(前期比9.3%減)、営業損益を4億3000万円の黒字から15億円の赤字(前期は5億7400万円の黒字)、最終損益を6000万円の黒字から25億円の赤字(同2億6300万円の黒字)に引き下げた。同時に期末一括配当予想を17円から無配(前期実績は17円)に変更しており、これらを嫌気した売りが出ている。9月中間期業績が下振れ着地し、各損益の赤字幅が拡大した。加えて、下期も前回予想を下回る見通しになったことを反映した。国内では上期にみられた人工関節分野における不調が下期も続く。米国では人工膝関節製品における一部既存顧客との取引減少や既存製品の競争力低下の影響が継続するうえ、予定していた新製品の上市が遅れる見込み。加えて、円安による日本国内の輸入仕入原価の上昇や、米国子会社で人員削減をはじめとする合理化を実施するなかで退職関連費用を一時費用として計上することなどが利益を押し下げる。
●ストップ高銘柄
AREホールディングス <5857> 3,770円 +700 円 (+22.8%) ストップ高 11:30現在
以上、1銘柄
●ストップ安銘柄
coly <4175> 2,272円 -500 円 (-18.0%) ストップ安 11:30現在
精工技研 <6834> 4,740円 -1,000 円 (-17.4%) ストップ安 11:30現在
など、3銘柄
株探ニュース