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【経済】ボックス圏相場で動く原油価格、今後は? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は松永総研の週間レポートの中から「原油市場の総括」という原油市場についてのレポートをご紹介します。

レポートではまず足元の値動きについて、『13日のNY原油が58ドル台まで上昇し、1カ月前から続く55~57円付近でのボックス圏相場から少し上放れとなってきました。しか し、ブレント原油は、1カ月前からのボックス圏増場を続けております』と分析。

続けて、『NY原油とブレント原油の1バレルあたりの価格差が10ドル付近まで拡大したことにより、割安市場のNY原油が買われた』と考察しています。また、『東京ドバイ原油はNY原油ではなくブレント原油に追随する傾向が 強いことから、いまだにボックス圏相場を続けています』との見解を伝えています。

原油の需給に関しては、『昨日発表されたOPEC月報では、2019年の世界の原油需給は、10~12月期から供給不足に転じる見通しを発表しており』ますが、『現在の世界の原油需給は、「供給過剰」となっております。そして、ブレント原油とNY原油との価格差拡大を受けて、米国の原油輸入が減少し、原油輸出が増加しております』とのことで、『それにより原油のネット輸入が減少することで、米原油在庫が減少発表となりました』と紐解いています。

そして、今後の動きについて『原油価格の米国株に対する追随性が伺えます。そしてブレント原油が1カ月前からボックス圏相場を続けているだけに、しばらくは「保合い放れ待ち」といったところでしょうか』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の3月15日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

 提供:フィスコ

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