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【材料】コスモス薬品は反落、国内大手証券が目標株価を引き下げ

コスモス薬品 <日足> 「株探」多機能チャートより
 コスモス薬品<3349>は反落している。SMBC日興証券が18日付で、投資評価「2」を継続しつつ、目標株価を2万6500円から1万9300円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

 同証券では、同社をドラッグストアの勝ち組と評価する一方、消費増税により利益率よりも売り上げ成長を重視する同社ゆえの価格対応により利益成長が一時的に鈍化すると予想。また、第3四半期決算で確認された出店の遅れなどを考慮し、19年5月期の営業利益予想を250億円から240億円へ、20年5月期を同275億円から244億円へ、21年5月期を同302億円から257億円へ下方修正している。ただ、低コスト体制ゆえに可能な価格対応であり、同社のシェア拡大を加速するきっかけとなり得るともしており、利益率低下が一巡し利益成長が再び確認できた際は、中期ポテンシャルを再評価する展開になると見込んでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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