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【材料】東エレクなど半導体関連が軟調、米中ハイテク摩擦と円高警戒感が拭えず

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン<8035>や半導体シリコンウエハー大手のSUMCO<3436>など、いずれも下値模索の展開にある。米国の中国製品に対する関税引き上げが発動されたことで、米中貿易摩擦が先鋭化することに対する懸念が再び膨らんでいる。前週末の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅プラス圏で着地したものの、インテルやエヌビディアが軟調な値動きをみせるなど、米中両国のハイテク摩擦を懸念する動きも拭い切れなかった。足もとはリスクオフのなか外国為替市場で1ドル=109円台後半の推移と円高誘導に対する警戒感もくすぶっており、半導体セクターには向かい風が意識されている。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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