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【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、8月理事会議事要旨が売買材料に


■やや強含み、米中対立の行方にらみ売買交錯

先週の豪ドル・円はやや強含み。トランプ米大統領が9月の中国との貿易協議が中止となる可能性に言及したことを受けて、リスク回避的な円買いが先行。その後、米通商代表部(USTR)が対中関税第4弾に関し、一部の延期と除外を発表したことや、雇用者数の増加が好感され、豪ドル買い・円売りがやや優勢となった。取引レンジ:70円90銭-72円93銭。

■弱含みか、8月理事会議事要旨が売買材料に

今週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の8月理事会の議事要旨が公表される。7月雇用統計で失業率は横ばい、雇用者数は正規雇用を中心に大幅増となったが、豪準備銀行は「失業削減の加速が必要」としており、根強い追加利下げ観測が豪ドルへの売り圧力になる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・20日:豪準備銀行の8月理事会議事要旨公表

予想レンジ:70円50銭-73円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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