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【市況】4日の株式相場見通し=買い先行、米株高受けリスク選好ムード

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均は2万7000円台半ばから後半で強調展開となりそうだ。昨年12月31日の米国株市場ではNYダウが196ドル高と続伸し最高値を更新して2020年最後の取引を終えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も小幅ながら続伸しており、東京市場でもリスク選好の流れを引き継ぐ展開が予想される。一方、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっていないことが警戒材料となるほか、目先的には米国で5日に行われる上院選のジョージア州2議席確定のための決戦投票の結果を見極めたいとの思惑も上値を押さえる要因となる。したがって、日経平均の上げ幅は限られそうだ。

 昨年12月31日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比196ドル92セント高の3万606ドル48セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同18.280ポイント高の1万2888.282だった。

 日程面では、きょうは2021年の大発会となる。海外では12月の中国財新製造業PMI、11月の米建設支出などが発表される。

出所:MINKABU PRESS

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