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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:野村マイクロ、電通グループ、海運株

野村マイクロ <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本化学工業 <4092>  3,610円  +515 円 (+16.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 日本化学工業<4092>が続急騰し、6カ月ぶりに年初来高値を更新した。11日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円から40億円(前期比72.7%増)へ上方修正すると発表しており、これを好感する買いが入っている。自動車市場向けを中心に想定を大きく上回る需要の回復が見られ、半導体関連市場も引き続き強い需要環境にあるなか、稼働率の向上や一般管理費の削減効果などが利益を押し上げる。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)の同利益は前年同期比94.3%増の14億9300万円だった。

■野村マイクロ <6254>  4,935円  +700 円 (+16.5%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率4位
 野村マイクロ・サイエンス<6254>が急反騰。同社は半導体業界向けを主力とする水処理装置メーカーで、超純水製造装置で高い商品競争力を持っており、国内だけでなく台湾や韓国などアジアの大手半導体メーカーを主要顧客に業績を伸ばしている。11日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は営業利益が前年同期比3.2倍の8億8100万円と急増した。また、今期年間配当も従来計画の65円から75円に10円増額しており、これらを評価する形で投資資金が集中した。

■松田産業 <7456>  2,573円  +313 円 (+13.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 松田産業<7456>が大幅続伸、年初来高値を更新した。11日取引終了後、22年3月期連結業績予想の増額修正を発表したことを好感する買いが流入した。売上高は2300億円から2500億円(前期比8.0%増)に修正したほか、営業利益は82億円から107億円(同33.1%増)へ見直した。08年3月期以来、14期ぶりの最高益となる。貴金属関連事業での市場環境の回復や貴金属相場の上昇、並びに食品関連事業における市況好転などを背景に業績を修正した。

■ULSグループ <3798>  4,935円  +440 円 (+9.8%)  11:30現在
 11日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は26%増益で着地」が好感された。
 ULSグループ <3798> [JQ] が8月11日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比26.0%増の4.8億円に伸び、通期計画の16億円に対する進捗率は30.6%に達し、5年平均の22.7%も上回った。
  ⇒⇒ULSグループの詳しい業績推移表を見る

■LINK&M <2170>  951円  +83 円 (+9.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 リンクアンドモチベーション<2170>が急反騰。11日の取引終了後、21年12月期の連結最終損益を従来予想の5億7000万円の黒字から9億円の黒字(前期は9億9600万円の赤字)へ上方修正すると発表しており、これが好感されている。組織開発ディビジョンで大手企業向けを中心にコンサル・クラウド事業が予想以上に成長していることが上振れの背景。上期はオンライン上での新人・管理職研修や人事制度設計が好調だった。コロナ禍で組織課題が一層顕在化しているとみられ、この状況が今後も続くと想定している。併せて、今期の年間配当を従来計画の7円20銭から7円40銭(前期は7円20銭)へ増額修正した。また、株主優待制度を拡充し、クオカードの贈呈金額を25%増額することも明らかにしている。21年12月末から適用する新制度では、1000株以上保有株主に対し、保有株数と保有期間に応じて年間5000円から40万円分のクオカードを贈呈するという。

■森永製菓 <2201>  3,855円  +270 円 (+7.5%)  11:30現在
 森永製菓<2201>が大幅高。11日の取引終了後、22年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表。売上高が445億6300万円(前年同期比10.8%増)、純利益が48億3000万円(同20.4%増)で着地しており、これが好感されているようだ。菓子食品部門で国内主力ブランドの販売が伸びたほか、「inゼリー」などの販売が好調だった健康部門が寄与した。なお、通期の売上高1750億円(前期比4.0%減)、純利益117億円(同12.8%減)とする見通しは据え置いた。

■電通グループ <4324>  4,295円  +215 円 (+5.3%)  11:30現在
 電通グループ<4324>が4日続伸し、約5カ月ぶりに年初来高値を更新している。11日の取引終了後に発表した21年12月期上期(1~6月)の連結最終利益(国際会計基準)は前年同期比2.3倍の361億400万円となり、これを好感する買いが入っている。コロナ禍からの経済回復を背景に、国内及び海外3地域すべてで大幅に業績が改善した。また、構造改革効果やコスト削減に加え、固定資産売却益を計上したことも利益を大きく押し上げた。併せて、非開示だった通期の同損益は1075億円の黒字(前期は1595億9600万円の赤字)と4期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。下期は本社ビルの売却益を計上する予定としている。業績好調に伴い、未定としていた年間配当は101円(前期は71円25銭)実施する方針としており、これも好材料視されている。

■トリドール <3397>  2,091円  +97 円 (+4.9%)  11:30現在
 トリドールホールディングス<3397>が大幅高で3日続伸し、年初来高値を更新している。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「2021年4~6月期の連結営業損益(国際会計基準)が50億円弱の黒字(前年同期は35億円の赤字)になったことが分かった」と報じられており、コロナ禍前の19年4~6月期の営業利益20億5100万円を上回るとの観測が好材料視されているようだ。記事によると、店内飲食の回復に加え、持ち帰り需要の拡大が業績回復を牽引したとしており、4月に発売した「丸亀うどん弁当」も好調という。報道を受けて会社側では、「当社が発表したものではない。記事に記載されている連結営業損益(国際会計基準)50億円弱の黒字に関しては、同様の水準になる見通しだ。また、22年3月期通期業績は上方修正をする公算が大きいとの記載があるが、その方向で通期業績予想をきょう公表する予定だ」とコメントしている。

■大日精化工業 <4116>  2,490円  +110 円 (+4.6%)  11:30現在
 大日精化工業<4116>が大幅続伸となっている。同社は11日取引終了後に、22年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比4.2倍の25億400万円となり、上半期計画27億円に対する進捗率は92.7%となった。売上高は302億9500万円(今期から収益認識に関する会計基準等を適用しているため前年同期との比較なし)で着地。車両業界向けのコンパウンドや着色剤、ウレタン樹脂、及び情報電子業界向けの顔料が好調だったことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■関東電化工業 <4047>  1,128円  +46 円 (+4.3%)  11:30現在
 関東電化工業<4047>が3日続伸、上げ足を強め一時59円高の1141円まで買われ、直近つけた1090円を上回り新値街道に復帰した。同社はフッ素技術に定評がある特殊ガス大手で、半導体向けを中心に高水準の需要を獲得している。半導体向けは韓国の半導体大手メーカーの生産増強の動きなどが追い風となっている。また、電気自動車(EV)用バッテリー向けなどに電解質原料も手掛ける。11日取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の70億円から81億円(前期比43%増)に増額しており、これを手掛かり材料に投資マネーを誘引している。上値のフシとして意識された19年11月の高値1134円も上回り、時価は18年10月以来約2年10カ月ぶりの高値圏に浮上した。

■SMC <6273>  72,910円  +2,470 円 (+3.5%)  11:30現在
 SMC<6273>が大幅高で5日続伸となり、上場来高値を連日更新している。11日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益を従来予想の1810億円から2100億円(前期比22.2%増)へ上方修正すると発表。3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなり、これを好感する買いが向かっている。自動制御機器の需要が北米や中国を中心に半導体関連向けで高い水準が続いていることを反映した。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)の同利益は前年同期比66.9%増の613億6600万円だった。製品販売の好調に加え、円安進行で為替差損益が好転したこともプラスに働いた。

■日本郵船 <9101>  8,100円  +240 円 (+3.1%)  11:30現在
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手をはじめ海運株が軒並み高、業種別騰落では一時5%を大きく上回る上昇で値上がり率断トツとなっている。欧米株市場が総じて堅調で、米国株市場ではNYダウが最高値街道を走っているが、物色対象はこれまでのハイテク系グロース株から景気敏感セクターのバリュー株にシフトしている。新型コロナウイルスの感染拡大が続いているものの、ワクチン普及を背景とした経済活動の正常化期待が反映されている。世界経済の回復を背景としたグローバル物流需要の拡大は海運セクターの収益に追い風となる。特にここ最近は、コロナ禍での人手不足の問題も影響して、コンテナ船の運賃市況が高騰しており、大手海運などの業績が急変貌していることが株価の押し上げ材料となっている。

■コマツ <6301>  2,795.5円  +14.5 円 (+0.5%)  11:30現在
 コマツ<6301>が続伸したほか、日立建機<6305>は5日続伸と建機株の上値指向が強い。米国株市場では経済回復期待を背景に再び景気敏感セクターへの買いが目立ってきた。バイデン政権が打ち出している1兆ドル規模のインフラ投資法案が上院で可決し、これを背景に建機生産世界トップのキャタピラー<CAT>は前日まで5連騰と上げ足が鮮明だ。東京市場でも中国リスクが警戒されてはいるものの、「規制の対象はネット関連企業や教育産業などのソフト系で製造業へのネガティブな影響は及ばない」(中堅証券アナリスト)との見方があり、建機株は見直し買いの対象となっている。

■QDレーザ <6613>  1,059円  -92 円 (-8.0%)  11:30現在
 QDレーザ<6613>が安い。11日取引終了後、第1四半期(4~6月)決算を発表し、営業損益は2億円の赤字となったと明らかにした。市場では1億円程度の赤字を予想する見方が出ていたことから、「赤字幅は想定以上に大きい」とネガティブ評価された。同社は半導体レーザーなどの開発、製造、販売を手掛け今年2月に東証マザーズに新規上場している。

■ 玉井商船 <9127>  1,529円  +300 円 (+24.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 玉井商船<9127>がストップ高カイ気配。ここ海運株の物色人気に乗り株価を急騰させており、7月28日から前日までの10営業日で既に約66%も水準を切り上げていた。そうしたなか、前日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の2億円から10億4000万円(前期実績は1200万円の赤字)に大幅上方修正、これがサプライズとなった。PERやPBRなど株価指標面でも割安感が際立っており、投資資金の攻勢を加速させている。

●ストップ高銘柄
 フォースタートアップス <7089>  3,790円  +700 円 (+22.7%) ストップ高   11:30現在
 ランシステム <3326>  718円  +100 円 (+16.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 グレイステクノロジー <6541>  971円  -300 円 (-23.6%) ストップ安   11:30現在
 クルーズ <2138>  1,506円  -400 円 (-21.0%) ストップ安   11:30現在
 など、3銘柄

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