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【材料】大有機の上期営業利益は17%増で過去最高を更新

大有機 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大阪有機化学工業<4187>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(21年12月~22年5月)連結決算を発表しており、売上高161億4400万円、営業利益33億2000万円(前年同期比16.8%増)、純利益24億4800万円(同9.0%増)となった。

 会計基準の変更に伴い売上高の前期との増減率の開示はないものの、自動車減産の影響で自動車用塗料向け化成品の販売が低調に推移した。一方、UVインクジェット用インク向けや光学用粘着剤向けの販売は堅調だったほか、ArFレジスト用原料の販売が引き続き好調に推移し、営業利益は上期として過去最高となった。

 なお、22年11月期通期業績予想は、売上高330億円、営業利益59億円(前期比0.8%増)、純利益42億円(同16.0%減)の従来見通しを据え置いている。

 同時に上限を30万株(発行済み株数の1.34%)、または6億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は7月8日から9月30日までで、資本効率を高めることを通じて企業価値の向上を図ることが目的としている。

出所:MINKABU PRESS

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