東京株式(大引け)=2134円安、AI・半導体関連中心に売りこまれ大幅続落
19日の東京株式市場はAI・半導体関連株中心にリスクオフに染まり利益確定売りが加速、日経平均株価は連日の大幅安となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比2134円31銭安の6万5326円42銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は25億1136万株、売買代金概算は10兆1151億円。値上がり銘柄数は362、対して値下がり銘柄数は1155、変わらずは39銘柄だった。
きょうの東京市場は、朝方から先物主導で軟調な展開。寄り後に一気に下げ幅を広げ、後場取引後半は一段安に売り込まれる展開に。前日の米国株市場でNYダウなど主要株価3指数が揃って下落、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5%近い急落となった。トランプ米大統領のSNSへの投稿などを受け中東情勢の不透明感が募るなか、リスク回避ムードが強い。世界的な長期金利上昇への警戒も根強いなか、株式の相対的な割高感が意識されている。日経平均の下げ幅は一時2300円を超える場面もあった。取引終盤も買い戻しの動きは限定的で、6万5000円台前半の安値ゾーンで着地した。値下がり銘柄数は全体の74%を占めた。TOPIXの下げも大きく日経平均と同様に3%を超える下落率となっている。
個別では、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A>が12%を超える急落、フジクラ<5803>も大幅安で、古河電気工業<5801>は値下がり率トップに売り込まれた。ソフトバンクグループ<9984>が大きく水準を切り下げ、イビデン<4062>の下げも目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが揃って安い。三菱重工業<7011>も深押しとなった。エンプラス<6961>、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>などが急落、ラサ工業<4022>、日本電波工業<6779>なども下値を探った。
半面、武田薬品工業<4502>が堅調、商船三井<9104>も値を上げた。メルカリ<4385>は大幅高に買われ、FIG<4392>も後半買いが集まり大きく上昇した。弁護士ドットコム<6027>が急騰し値上がり率トップとなったほか、リンクアンドモチベーション<2170>も値を飛ばした。松屋<8237>、藤田観光<9722>、ツバキ・ナカシマ<6464>などが物色人気、セイコーグループ<8050>も活況高となった。
株探ニュース