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東京株式(大引け)=9円安、戻り売り圧力に押され小幅反落

市況
2021年6月23日 15時48分

23日の東京株式市場は方向感の定まらない展開で、日経平均は朝方高かったものの前引けにかけ値を消し、後場も動きに乏しく、引け際マイナス圏に沈んだ。

大引けの日経平均株価は前営業日比9円24銭安の2万8874円89銭と小幅反落。東証1部の売買高概算は9億4436万株、売買代金概算は2兆2856億円。値上がり銘柄数は812、対して値下がり銘柄数は1272、変わらずは109銘柄だった。

きょうの東京市場は、前日の米国株市場でナスダック総合指数が過去最高値を更新したことを受け、寄り付き売り買い交錯も、その後プラス圏を確保してリスク選好ムードだった。ただ上値の重さも終始意識された。注目されたパウエルFRB議長の議会証言は、足もとのインフレ率の上昇を一時的なものとする従来の主張を変えず、米国株市場では終盤にこれを好感する形で買いに厚みが加わった。しかし、東京市場ではそれをうまく引き継げなかった。前日に日経平均が870円あまりの急速な戻りをみせていたこともあって、上値では売り圧力が強く伸び悩んだ。それでも前引けは小幅プラス圏を維持していたが、後場は大引け間際に軟化しわずかにマイナス圏で着地。6割近い銘柄が値を下げた。また、売買代金は2兆2000億円台にとどまり、最近では低調だった。

個別では、エーザイ<4523>が高水準の売買代金をこなしたが株価は大きく水準を切り下げる展開となり、任天堂<7974>も売りに押された。タムラ製作所<6768>が利食われ、ソニーグループ<6758>も軟調。日本郵船<9101>が安く、リクルートホールディングス<6098>も売りが優勢だった。サイボウズ<4776>が急落、トレックス・セミコンダクター<6616>も利益確定の売りが顕在化した。スルガ銀行<8358>が値を下げた。

半面、ファーストリテイリング<9983>が高く、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連も高い。ニトリホールディングス<9843>も買い人気を集め、エムスリー<2413>も値を上げた。三協立山<5932>、乾汽船<9308>が大幅高、ラクス<3923>も値を飛ばした。ディー・エル・イー<3686>が物色人気となりレノバ<9519>も買われた。日本ケミコン<6997>も上昇した。

出所:MINKABU PRESS

株探ニュース

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