話題株ピックアップ【夕刊】(3):セリア、ビープラッツ、小田原機器
■セリア <2782> 3,660円 -75 円 (-2.0%) 本日終値
セリア<2782>は反落。SMBC日興証券が8日付で投資評価を「1(アウトパフォーム)」から「2(中立)」へ、目標株価を4600円から4000円へ引き下げた。これが売り材料視された。証券会社によると、原油高影響が今後の粗利率押し下げ要因と指摘し、円安進展もやや注意したいとした。ただし、原油高影響は計画に想定されており、株価にも織り込み済みだろうともした。在庫増効果は一巡に向かうだろうが、残存者利益での売り上げ伸長に注目という。
■ビープラッツ <4381> 232円 +50 円 (+27.5%) ストップ高 本日終値
ビープラッツ<4381>がストップ高。同社は8日の取引終了後、「AI導入支援コンソーシアム」を発足すると発表。これを材料視した買いが入った。賛同企業として日本マイクロソフトが参加する。AIエージェントの導入支援に関連する技術特化型のIT企業に対し、コンソーシアムへの会員募集を始める。コンソーシアムの会員に参加すると、同日に公開したマーケットプレイスにおいて、商材・サービスが紹介できるようになるという。
■小田原機器 <7314> 1,500円 +300 円 (+25.0%) ストップ高 本日終値
小田原機器<7314>がストップ高。9日付の日本経済新聞朝刊が、「ジェーシービー(JCB)とりそなホールディングス(HD)はバスの『手ぶら決済』の仕組みを作る」と報じた。JCBとりそなホールディングス<8308>は「大手運賃機器メーカーの小田原機器と組む」と伝えており、収益拡大を期待した買いを誘う格好となったようだ。記事によると、今秋にも大手私鉄バス会社の路線で実験を始め、2028年度以降の実用化を目指すという。
■ストレージ王 <2997> 1,099円 +150 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値
ストレージ王<2997>がストップ高。エリアリンク<8914>が8日の取引終了後に、完全子会社化を目的にストレジ王に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格1340円にサヤ寄せする格好となった。エリアリンクでは29年に総室数20万室の運営を目指し新規出店の加速やパートナー制度の拡充、M&Aに注力しており、今回の買収もその一環。完全子会社化によりビッグデータ・集客力・運営ノウハウを活用して効率経営を一層強化するとしている。買い付け予定株数は193万7500株(下限129万1700株、上限設定なし)で、買付期間は7月9日から8月21日までを予定。TOB成立後、ストレジ王は所定の手続きを経て上場廃止となる見込みで、これを受けて東京証券取引所は8日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、ストレジ王はTOBに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨している。
■ホテル、ニューグランド <9720> 5,980円 +380 円 (+6.8%) 本日終値
ホテル、ニューグランド<9720>が急伸。8日の取引終了後に26年11月期の単独業績予想について、売上高を64億9800万円から68億円(前期比4.2%増)へ、営業利益を1億6000万円から3億3000万円(同8.9%増)へ、純利益を9800万円から3億3300万円(同65.7%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感された。前期に続き国内旅行需要の取り込みに努めたことで、宿泊の稼働率や単価が上昇しているほか、宴会、レストランも好調を維持していることが要因としている。また、第2四半期に所有不動産の再開発事業に伴う固定資産権利変換益7900万円を特別利益として計上したことも寄与する。
■Hmcomm <265A> 749円 +25 円 (+3.5%) 本日終値
Hmcomm<265A>が3日ぶりに反発。同社は8日取引終了後、5月11日付で子会社化したコラボテクノとの統合が進み、シナジー創出は共同提案から個別案件化、下期の収益化へと進むフェーズに移行したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。今後の収益へのインパクトについて、売り上げ面では既存AIプロダクトの機能強化による競争力の向上や、クロスセル・共同提案による新規案件の獲得。利益面においては、開発体制の内製化・AI駆動型開発による開発効率化及び生産性の改善を見込んでいる。
■Speee <4499> 2,221円 +66 円 (+3.1%) 本日終値
Speee<4499>が大幅高。同社子会社のDatachainはきょう、ステーブルコインやデジタルアセットの法人利用に対応するWeb3ウォレット「Datachain Wallet」の先行評価版の提供を開始したと発表。これが材料視されたようだ。Datachain Walletは、一般的なWeb3ウォレットでは対応が難しい法人業務における承認プロセス、権限管理、監査対応、ガス代管理、取引情報の保護と説明可能性といった課題に対応。先行評価版では、金融機関、決算事業者、Web3企業から一般の事業会社まで、ステーブルコインやデジタルアセットの活用を検討する幅広い法人を対象に一部機能を限定的に提供するとしている。
■ステムリム <4599> 310円 +9 円 (+3.0%) 本日終値
ステムリム<4599>が反発。8日の取引終了後に、開発中の表皮水疱症の根治治療を目的とした幹細胞遺伝子治療技術(開発コードSR-GT1)に係る特許が韓国で登録されることとなったと発表しており、好材料視された。同特許は、現在根治的治療法のない栄養障害型表皮水疱症の根治的な治療の確立につながるもの。「SR-GT1」は現在、日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもと、臨床応用を見据えた治験薬製造を実施しており、医師主導治験への移行に向けた準備を着実に進めているとしている。なお、同件による26年7月期業績への影響はないとしている。
●ストップ高銘柄
LiNKX <584A> 4,090円 +700 円 (+20.7%) ストップ高 本日終値
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
アスタリスク <6522> 1,900円 -500 円 (-20.8%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース