日経Dインバが朝安後切り返す、三空形成後に再びマドを開けて上昇波継続
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>が朝安後にプラス転換した。日経Dインバは日経平均の動きと逆方向に連動するETFで、価格変動率は日経平均のマイナス2倍に設定されており、全体相場の波乱局面では個人投資家中心に注目度が高まる傾向がある。
きょうは朝方に日経平均株価が高く始まったものの、その後は戻り売りニーズの強さを反映して値を消しマイナス圏に沈んでいることから、日経Dインバも買い優勢となった。日足チャートは6月の10日にマドを開けて上昇に転じて以降、マドを連日で3回開ける「三空」を形成、6月16日ザラ場に3つ目のマドを埋める調整局面を迎えたものの、同日に大陽線で引けるなどトレンドに変化はなく、前週末17日には4回目のマドを開ける極めて強力な上値指向をみせている。これは、現在の東京市場の売り圧力の強さを代弁している。
株探ニュース