技研HDが買い気配、上期経常は一転2.9倍増益で上振れ着地
技研ホールディングス <1443> [東証2]が買い気配でスタート。14日大引け後に発表した20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比2.9倍の5.8億円に急拡大し、従来の40.9%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。
積極的な営業展開や自然災害復旧支援の予算執行を背景に、建築関連や土木関連の収益が伸びたことが寄与。社内活性化委員会を主軸とした変更費管理の徹底も増益に大きく貢献した。通期計画の8.2億円に対する進捗率は71.8%に達しており、業績上振れを期待する買いなどが向かった。
株探ニュース