三井松島HDが大幅続伸、石炭価格の高騰受け象徴株として物色人気化
三井松島ホールディングス<1518>が大幅続伸、全体地合い悪のなか一時6.6%高の1803円まで上値を伸ばす人気となった。鉄鋼業界向けに需要のある原料炭は豪州や北米など世界的な供給障害に伴う需給逼迫で価格が急騰しているが、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に先行き一段の上昇も想定される。原油市況の高騰で関連株に物色の矛先が向いているが、豪州生産を柱とする同社株は石炭関連の象徴株として買いを呼び込んでいる。テクニカル的には5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現が目前で上値追いへの思惑が強い。
株探ニュース