日経レバが急反落、米株暴落に追随したリスクオフの売りが集中
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>がウリ気配スタートとなり5日ぶりに大幅反落。前日までの4営業日合計で1200円強の上昇をみせていたが、きょうは寄り付きから大きく売りが先行しそれを吐き出す格好に。フシ目の1万5000円台を大きく割り込んだ。
日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が日経平均の2倍に基本設定されていることもあって、全体相場が波乱含みの動きをみせるとボラティリティの高さに着目した個人投資家などの短期資金の参戦が活発化する傾向がある。前日の米国株市場では8月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受けてインフレ懸念が再燃、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに急落する展開となり、これを受けてきょうの東京市場でもリスク回避の売りが一気に表面化している。日経平均株価は2万8000円台を大きく下回る水準に売り込まれており、これに連動して日経レバも急落を余儀なくされている。
株探ニュース